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板ガラス・鏡

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板ガラス
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改正省エネ法4月1日施工
10年4月から300u以上も届出(2009 3/29)

 

 2009年4月1日と2010年4月1日に分けて施行される。それに伴い3月18日、「エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備および経過措置に関する政令」が公布され、大規模な建築物(第一種特定建築物)の規模を「2,000u以上」、一定の中小規模の建築物(第2種特定建築物)の規模を「300u以上」と定めた。2010年4月1日以降は、床面積の合計が300u以上の建築物について、新築・増改築時に省エネ措置の届け出と、維持保全の状況の報告が義務付けられる。

水処理膜材を開発
IBM共同で 脱塩、
ヒ素除去〈セントラル硝子〉(2009 3/29)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)と米IBM(サミュエル・J・パルミサーノ会長)は3月16日、世界規模で拡大する飲料水不足の解決に有用な、水処理膜材料の開発に成功したと発表した。水の脱塩や、ヒ素などの汚染物質を除去できる。IBMの研究施設に派遣しているセントラル硝子の研究員とIBMの研究員が共同で開発した。 開発した水処理膜材料はイオン性疎水物質を用いて形成しており、塩基性の条件下で劇的に性能が変化して親水性を示すという化学的特性がある。フッ素化合物を用いた同水処理膜材料を使うことで、水の透過量を高くしたり、低くしたり、自在に制御できる。塩基性条件下ではヒ素はイオン化され、逆浸透膜で比較的容易に除去できるため、汚染水から安全な飲料水だけを取り出すことができる。

カラー装飾ガラス 「グラステリア」種類は豊富
〈サンゴバン・ハングラス・ジャパン〉(2009 3/15)

 サンゴバン・ハングラス・ジャパン(東京都千代田区麹町3−7、フィリップ・バレリー社長、03・5275・0890)は、インテリアをおしゃれにグレードアップさせるカラー装飾ガラス「グラステリア」を発売した。ガラスの裏面に特殊な塗料を重ねて焼き付け加工した光沢あるカラーガラス。 単色の「グラステリアGT」、デザインを施した「グラステリア・アート」など、豊富なラインアップでインテリアの可能性を広げる。落ち着いたシックな色合いと、欧州のデザインが融合した一味違う雰囲気を漂わせたカラー装飾ガラス。

防火シール徹底を 防火設備の留意事項 
高層向けゲートシステム〈東海卸〉(2009 3/8)事業体質さらに強化

(左)国立大介氏 (右)内田安彦理事長

 ここ数年、耐震偽装や耐火偽装といった問題が相次いだことを受け、建築業界はコンプライアンスの徹底が求められている。ガラス・サッシ業界では特に防火設備に使用するサッシやガラス、副構成材料について注意が必要だ。東海板硝子卸商業組合(内田安彦理事長)が2月19日、名古屋市で組合員やガラス・サッシ販売店を集めて講習会を開催するなど、防火設備についての留意事項の再徹底を呼び掛ける動きも出始めた。 東海卸の講習会では宮吉硝子(名古屋市昭和区)の国立大介取締役開発営業部部長が講演。

事業体質さらに強化 生産調整など変化対応 
太陽電池、CO削減へ注力〈旭硝子〉(2009 2/22)

 旭硝子(石村和彦社長)は2月6日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで2010年までの新中期経営計画を発表した。石村社長は経営方針として「成長基盤の構築」「事業体質・競争力の強化」「急速な事業環境変化への対応」を挙げた。中長期的な市場環境変化を見据えて、同社グループの成長基盤の構築を図る。成長基盤構築には@太陽電池ビジネスの全社的推進A気中溶解窯開発など地球温暖化問題への対応B第2のグローバリゼーションCガラス技術立社のためのカンパニー横断的施策展開―の四点を主要課題として全力を傾注する。  

中期経営計画を発表する石村和彦社長

経常益84%減少
車用、建築用とも需要減〈日本板硝子〉(2009 2/22)

 日本板硝子(スチュアート・チェンバース社長)は2月13日、2008年4―12月期連結決算を発表。売上高は5,864億3,700万円、2007年同期比9・6%減。営業利益は134億2,000万円、同67・1%減、経常利益は45億8,100円、同84・2%減、純利益は105億4,300万円、同82・7%減と利益は大幅に減少した。世界主要地域のほとんどで景気が後退しており、自動車用ガラス、建築用ガラスとも需要が減少した。
 建築用ガラス事業の売上高は2,606億1,400万円、同11・4%減だった。営業利益は121億4,700万円、同56・4%減。投入コストの増加と市場環境の悪化が影響した。国内は市場環境が悪化し売上高は減少した。

増収も大幅減益
ガラス事業は売上減少〈セントラル硝子〉(2009 2/22)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は2月13日、2008年4―12月期連結決算を発表。売上高は1,452億9,200万円、2007年同期比2・7%増だった。営業利益は51億5,300万円、同37・7%減、経常利益は44億9,300万円、同53・5%減、純利益は8億2,200万円、同85・9%減。世界経済が減速する中で増収を達成したものの、損益面は大幅に減少した。
 ガラス事業の売上高は774億6,700万円、同4・7%減、営業損益は損失33億3,900万円だった。建築用ガラスの売上高は減少。国内の建築需要が低調だったことによる。自動車用ガラスも売上高は減少。海外子会社の出荷が低調だった。

省エネ改修優良事例
吉岡硝子、旭建硝など選ぶ〈東京都都市整備局〉(2009 2/22)

 東京都都市整備局は2月16日、昨年11月まで募集していた既存住宅の省エネリフォーム実施事例の応募49件から優良事例を選定し発表した。優良事例は、個別の省エネリフォーム工事が11件、複合的な省エネリフォーム工事が5件。個別の省エネリフォーム工事では、窓、ドア、引き戸の断熱性能を向上させるリフォーム工事を行った吉岡硝子産業(東京都東大和市)、旭建硝(東京都練馬区)、内山硝子(東京都墨田区)、大信工業(東京都八王子市)などが選ばれた。

省エネリフォームの優良事例(左から吉岡硝子産業、旭建硝)

改修用「エコガラス」発売 
高断熱ガスを封入〈旭硝子〉(2009 2/15)

 旭硝子(石村和彦社長)は、AGCグラスプロダクツ(市川公一社長)を通じてリフォーム・取り換え市場をターゲットにしたアタッチメントフレーム一体型のエコガラス(Low―E複層ガラス)「ペヤプラス」を2月20日から発売する。既存の1枚ガラス用サッシに装着でき、同社エコガラス「サンバランス」に高断熱アルゴンガスを封入、高い断熱・遮熱性能(熱貫流率2・1h毎平方b毎ケルビン)を持つ。網戸の開閉に支障が出にくいスリムタイプもあり、戸建て住宅用とビル・マンション用(10―11階)がある。アタッチメントの色は近日発売するステンカラーを含めて8色(戸建て用)。

大幅な減収減益に 
自動車、液晶需要減響く〈旭硝子〉(2009 2/15)

 旭硝子は2月6日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで2008年12月期決算を発表。松澤隆副社長が説明した。2008年12月期は売上高、営業利益とも大幅に減少。自動車用ガラス、液晶用ガラスの需要減少が響いた。2009年12月期はさらに大きく減少する見通しで、最終純損益は420億円の赤字を見込む。
 連結の売上高は1兆4,443億1,700万円、2007年同期比14・1%減。営業利益は1540億1,300万円、同22・0%減、経常利益は1,097億5,600万円、同41・6%減、最終純利益391億7,800万円、同43・7%減となった。原燃材料価格の高騰の影響や、実体経済の悪化に伴う急速な需要減少の影響を受けた

フロート生産能力を削減へ 世界で拠点を再編 
リストラも220億円規模で〈NSG〉(2009 2/8)

 日本板硝子(スチュアート・チェンバース社長)は1月29の削減B投資計画の見直しを柱とする日本板硝子(NSG)グループの収益改善と事業効率向上施策を発表した。リストラクチャリングに要する費用は約220億円を想定、全世界のフロート生産能力を削減、人員を15%(5,800百人)削減する。経済の悪化に対応し、2011年3月期からの利益成長を再確立することが目的。併せて2009年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。

第52会セントラル・マネジメント・スクール
機能商品で仕事つくる〈中部セントラル会〉(2009 2/8)

 中部セントラル会(板倉四郎会長)は1月28日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで「第52回セントラル・マネジメント・スクール」を開催。セントラル硝子特約店取引先などから多数が出席した。板倉会長はあいさつの中で「お客さまを回っていれば仕事があった時代は終わった。今まで培ってきたデータやわれわれの持っている商品をフルに活用して、需要を掘り起こしていかないといけない」と述べ、高機能商品を提案、企画することで仕事をつくらなければならないと呼び掛けた。

板ガラス出荷大幅減
08年11月 減少は4ヵ月連続〈板硝子協会〉(2009 2/8)

 昭和フロント(東京都千代田区、滝原秀器社長)と昭和建産(東京都墨田区、新舘清隆社長)は、折り戸の機構を組み合わせたスライド式自動ドア「スペースメイクF」を共同開発。二月二日から発売した。折り畳める自動ドアは業界初。昭和フロントの折り戸のノウハウと、昭和建産の自動ドアエンジンとセンサーの技術を生かした。両社で販売する。 「スペースメイクF」は通常は横にスライドする自動ドアとして使用。必要なときにドアの電源を切って手動でドアと戸袋を折り畳むことで全開放にすることができる(特許出願中)。

耐衝撃性強い安全鏡 保育園など相次ぎ採用           
裏面にステン薄板〈平林〉(2009 2/8)

指で触れてもけがをしない

 平林(横浜市鶴見区、板花浩二社長、045・501・3533)は、一般の鏡の裏板にステンレスの薄板を張り付けた安全鏡「USミラー」を2001年に開発。衝撃に強い鏡として、学校の体育館や教室、保育園、エレベーターなどに採用されている。  「US」は、「ウルトラ・セーフティー」の頭文字を取った。耐衝撃性は強化ガラスを上回り割れにくい。実験では1040cの剛球が2bの高さから落下しても割れなかった。もし割れても破片が飛散せず、割れてひびが入った個所を指で触っても、指が引っ掛からない。

リフォーム工事拡充 景気対策生かす努力を             
〈日本サッシ協会・カーテンウォール・防火開口部協会〉(2009 1/31)

 日本サッシ協会(飛田英一理事長)とカーテンウォール・防火開口部協会(飛田英一会長)は1月26日、東京都港区の明治記念館で経済産業省、国土交通省、日本建築士会連合会などから来賓を多数招き、新年賀詞交歓会を開いた。飛田理事長・会長は「住宅・建築投資の停滞が影響、今年も楽観が許されない経営環境になる。ただこれまで幾重もの苦況を乗り越え、業界の知恵を結集して新たな需要を創造してきた経験がある。

吉田忠祐副理事長(左)と飛田英一理事長

技術開発に国が支援
住宅・建築の省エネ化など〈国土交通省〉(2009 1/31)

 国土交通省は1月22日、2009年度の「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」の募集を開始した。応募は2月27日まで。環境問題など緊急の政策課題に対応するため、住宅・建築に関連する優れた技術を開発・実用化する民間事業者に対して国が支援する。
 技術開発の募集テーマは@住宅等(住宅と住宅以外のオフィスビルなどの建築物)におけるエネルギーの効率的な利用に資する技術開発A住宅等に係る省資源、廃棄物削減に資する技術開発B住宅等の安全性の向上に資する技術開発。三つのテーマのいずれかに該当するものを対象とする。

追加公募2月10日まで
住宅断熱改修に補助〈NEDO〉(2009 1/31)

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2008年度の「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(住宅に係るもの)」の設備導入補助を追加公募(2次)している。「安心実現のための緊急総合対策」実施に伴う2008年度補正予算が成立したことによる。追加公募の受け付けは2月10日まで。
 同事業はNEDO技術開発機構が指定する省エネルギー性の高い高効率エネルギーシステムを既築、新築、増築、改築の住宅に事業者(建築主)が導入(断熱改修)する際に、その費用の一部を補助する。今回は太陽光発電を含むシステムは対象外、断熱改修する面積は住宅の延べ床面積の3分の1以上。補助率は補助対象費用の3分の1以内。

複層の普及率が拡大 マンション・オフィスも 
広まる「エコガラス」認知〈板硝子協会〉(2009 1/25)

  

藤本勝司会長

 板硝子協会(藤本勝司会長)は1月21日、東京都千代田区の東京會舘で合同委員会を開催。藤本会長は「今年はガラス業界も例外なく量的には厳しい年になるだろう。しかし質的には大きな期待が持てる。開口部の省エネ法の改正により、戸建て住宅と比較して複層ガラスの普及が遅れていたマンションやオフィスビルでも今後採用が増加すると期待できる」と述べ、一般消費者などへの分かりやすい具体的な提案による普及が業界の責任であり社会貢献につながると考えを示した。

国連の防災優良事例集に
防災ガラス普及活動〈旭硝子〉(2009 1/25)

 国連国際防災戦略(ISDR)事務局は、世界各国・地域で実施されている防災分野の活動を紹介する『民間企業による防災優良事例集』を発行している。同事例集の2008年版をこのほど発行し、旭硝子(石村和彦社長)の「ガラスパワーキャンペーン」ほか国内の3社を優良事例として紹介している。同事務局は1月13日、大阪市北区の大阪新阪急ホテルで、同事例集を紹介する記者会見を開催。4社が出席しそれぞれの掲載事例の概要を紹介した。旭硝子からは「ガラスパワーキャンペーン」事務局の小沢幸三氏が出席した。

(左)小沢幸三氏、(右)ブリセーニョ氏

生産17ヵ月ぶり増
出荷減少は3ヵ月連続〈板硝子協会〉(2009 1/25)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は1月1日、2008年10月の板ガラス生産出荷動向を発表。板ガラスの生産は17カ月ぶりに前年同月実績を上回ったものの、出荷は3カ月連続して下回った。自動車(4輪車)生産台数の落ち込みが影響した。
 板ガラスの生産は241万6,000換算箱、前年同月比10・5%増、出荷は266万5,000換算箱、同7・7%減だった。うち普通板・型板の生産は26万8,000換算箱、同3.5%増、出荷は25万6,000換算箱、同2・6%減。フロート板・磨き板の生産は214万8,000換算箱、同11.5%増、出荷は240万9,000換算箱、同8・3%減だった。

下からの適正価格で
情報集め力を蓄積〈関東セントラル会〉(2009 1/11・18)

 関東セントラル会(池田和夫会長)は1月9日、東京都文京区の椿山荘で新春講演会と新年互礼会を開催。セントラル硝子特約店取引先各社、関連団体代表ら多数が出席した。池田会長は「上からの適当価格ではなく、下から積み上げた適正価格にしなければならない。業界全体でこの仕組みをつくることが一番大切」と極めて厳しい環境下でも適正価格に対する心構えの必要性を訴えた。皿澤修一セントラル硝子社長は「情報を瞬時に同じ所に集め、瞬時に対応することが必要だ。難しい年ではあるが、やりようはある」と述べた。41回目を迎えた新年互礼会は今年は内容を変更し、講演会を追加開催した。 

関東セントラル会の新年互礼会

イルミネーションGB
目地内LEDを個別制御〈電気硝子建材〉(2009 1/11・18)

 電気硝子建材(大阪市淀川区、平井正男代表取締役)は1月から、ガラスブロックライティングシステム「イルミネーションガラスブロック・カラーパレット」を発売した。乾式工法で組んだガラスブロックパネルと、省電力で長寿命なLED光源が一体となったライティングシステム。ガラスブロックの空洞の目地部にLEDを仕込み、LEDが光を放つことでガラスブロックそのものが発光発色する。

 

  「イルミネーションガラスブロック・カラーパレット」

ポリカシート・ブランド 「カーボグラス」に統一
今年1月1日から〈旭硝子〉(2009 1/11・18)

 旭硝子(石村和彦社長)は、同社板ガラスカンパニーが発売するポリカーボネートシートのブランドを2009年1月1日から「ツインカーボ」と特殊品種を除きすべて「カーボグラス」に統一した。これまで同社のポリカシート製品は「レキサン」と「カーボグラス」のブランド二本立てで発売してきたが、付加価値商品の定着、さらに高機能化を進める目的も含め「カーボグラス」ブランドへの統一に踏み切った。

国交省が緊急対策まとめる 住宅・不動産市場の活性化
住宅ローン減税拡充〈国土交通省〉(2008 12/28)

 国土交通省は12月15日、「住宅・不動産市場活性化のための緊急対策」をまとめた。2008年度第二次補正予算の成立を前提に、住宅・建築物ストックの省エネ・耐震改修などの緊急促進も実施する。米国発の世界的な金融市場の混乱によって、国内の住宅・不動産市場は健全な事業でも金融の目詰まりが見られ、住宅・不動産の取得者側と、売却する事業者側双方の経済活動が停滞している。取引の減少や価格の下落などによって、広く日本経済全体を負のスパイラルに巻き込もうとしている。こうした状況を踏まえ、住宅・不動産市場の供給サイド、需要サイド両面からの施策を緊急に講じ、住宅・不動産市場の活性化を通じた日本経済の活性化を図る。

無鉛放射線遮へい
X線窓ガラス用に開発〈医建エンジニアリング〉(2008 12/28)

無鉛放射線遮へいガラス

 医建エンジニアリング(東京都墨田区、木村純一社長、03・3634・7310)はこのほど、無鉛放射線遮へいガラスを開発。11月13日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された第37回日本医療福祉設備学会のシンポジウムで、同社技術担当の澤口政人氏が発表した。
 従来エックス線室の観察窓には含鉛ガラスが使用されてきた。しかし、鉛は人体に有害で、土壌汚染も引き起こすなどの環境問題から、放射線防護材には有害な鉛を避ける方向にある。そこで、環境に優しい高性能の無鉛放射線遮へいガラスを開発した。

リサイクル 来年から全国展開
建築用合わ対象(2008 12/14・21)

 建築用合わせガラスのリサイクルが来年1月から全国展開する。今年6月から関東地区の1都6県で開始していたが、全国展開のための変更申請がこのほど環境省から認可されることになった。板硝子協会は全国展開を前に、12月2日、3日に分けて、建築用合わせガラスリサイクル実務担当者説明会を名古屋、大阪、福岡の3カ所で開催し、板ガラス流通業者多数が出席した。大阪は2日、大阪市北区の大阪桐杏学園で、稲田耕三調査役、工藤透旭硝子板ガラスカンパニー日本・アジア本部CSR室環境・安全グループ主幹が説明した。

大阪の説明会

環境マイスター導入 建築関係初 環境保全と情報提供
〈山形県サッシ・ガラス協同組合〉(2008 12/
14・21

癘{氏の講義

 山形県サッシ・ガラス協同組合(奥山忠道理事長)は、建築関係で初めて「環境マイスター」の認定制度を取り入れ、第1回研修会を12月5、6日の2日間、山形市の霞城セントラルで開催した。組合加盟店の社員を含む70人が参加、特定非営利活動(NPO)法人環境市民の本(すぎもと)育生代表理事らを講師に招き、地球温暖化のメカニズム、グリーン購入、住宅の断熱、窓ガラスの省エネなどを学んだ。2日目の研修後にはマイスター認定試験があり、参加者のほとんどが認定証を取得した。

防炎ガラス寄贈3校に
国際的に取り組み評価〈旭硝子〉(2008 12/14・21)

 旭硝子(石村和彦社長)は12月8日、インターネット投票で防災ガラスの寄贈先に3校が決まったと発表した。同社が2005年10月から展開しているガラスパワーキャンペーンの地域防災への協力活動の一環。これまでの取り組みが国際的に評価され、12月1日にマレーシアで開催された第3回アジア防災閣僚会議プレ会議で、「民間企業の防災への優良取り組み事例」として紹介された。

太陽光発電ガラス 翠光トップラインが開発
究極のエコシステム〈翠光トップライン〉(2008 12/14・21)

 翠光トップライン(東京都文京区、上条昌輝社長)はこのほど、同社の透明断熱フィルム「SEAG(シーグ)」の技術を応用した太陽光発電ガラスシステム「SEAG・S(シーグ・システム)を開発した。日射遮へい性、断熱性に優れているため夏季の熱の侵入、冬季の熱の流出を防ぎ、効率の良い発電機能でエネルギーを生成できる。エネルギー消費量を抑え、かつエネルギーを生産する、地球温暖化防止に大いに貢献できるエコガラスシステムだ。

石村和彦社長テレビで語る 逆境をチャンスに
新製法で燃料費半分以下〈旭硝子〉(2008 12/7)

 NHK総合テレビで毎週日曜日の朝8時25分から放送中の 「経済羅針盤」 は、 話題の企業経営者にインタビューし、 会社の取り組みや社長の素顔に迫る。 11月30日のゲストは石村和彦旭硝子社長。 同社は世界最大のガラスメーカーで、 生産するガラスは世界全体の16%を占める。 しかし、 金融危機で急速に広がる景気悪化の波が同社にも押し寄せている。 「この激変を乗り越えるため、 いくつか対策を講じている」 と石村社長は逆境の時代に打つべき手を語った。  

NHKの放送画面から

出荷3%減も合わせ・強化増
板ガラス08年4−9〈板硝子協会〉(2008 12/7)

 板硝子協会 (藤本勝司会長) は12月1日、2008年4―9月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 板ガラスの生産は2007年同期と比べ大幅に減少、 出荷も減少した。 合わせガラスと強化ガラスは生産・出荷とも増加した。 複層ガラスは生産・出荷とも減少した。  板ガラスの生産は1,178万3,000換算箱、 前年同期比11.9%減、 出荷は1,480万3,000換算箱、 同3.0%減だった。 
 合わせガラスの生産は869万8,000平方b、 同6.5%増、 出荷は850万8,000平方b、 同4.8%増。 強化ガラスの生産は1,823万9,000平方b、 同4.5%増、 出荷は1,823万3,000平方b、 同3.7%増だった。 
 複層ガラスの生産は704万1,000平方b、 同2.9%減、 出荷は721万2,000平方b、 同7.8%減だった。

健康性、省エネ、防災
ガラスシンポジウムで提言〈板硝子協会〉(2008 12/7)

 板硝子協会は11月13日、 「ガラスシンポジウム」 を東京・有明の東京ビッグサイト会議棟で開催した。 11月12日から3日間で東京ビッグサイトで開催された 「ジャパンホームショー2008」 の開催に併せて開いた。 複層ガラスの健康性能、 ビルの省エネ、 防災ガラスを取り上げた。 田辺新一早稲田大学教授は 「複層ガラスの健康性能向上に関する研究」、 井上隆東京理科大学教授は 「高機能ガラスによるビルの省エネ・省CO 2の研究」、 名取発東洋大学准教授は「防災に有効なガラスのガイドラインの研究」 をそれぞれ講演。 150人が聴講し、 会場は満員だった。

全硝連 全国理事長会・沖縄会議  全国15会場で講習会
〈全国板硝子商工協同組合連合会〉(2008 11/30)

全硝連執行部

 全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、南正助会長)は11月16日、第25回全国理事長会議を沖縄県名護市の喜瀬ビーチパレスで開いた。来年3月20―22日に兵庫県立神戸高等技術専門学校で開かれる第25回技能グランプリのスケジュールとグランプリ委員、参加選手を発表。メーカーカタログへの文言掲載の要望に対しての回答結果や機能ガラス普及推進協議会の活動を報告した。

経常益27.5%減 建築用ガラス低迷
08年4−9月〈日本板硝子〉(2008 11/30)

 日本板硝子(スチュアート・チェンバース社長)は11月14日、2008年4―9月期決算を発表した。連結の売上高は4,300億8,200万円、2007年同期比0.7%減、営業利益は171億9,800万円、同36.4%減、経常利益は125億4,100万円、同27.5%減、純利益は183億1,100万円、同64.4%減だった。

経常益21.2%減 ガラス売上増も営業損失
08年4−9月〈セントラル硝子〉(2008 11/30)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は11月14日、2008年4―9月期連結決算を発表。売上高は993億3,800万円、2007年同期比8.4%増、営業利益は40億700万円、同20.7%減、経常利益は43億7,600万円、同21.2%減、純利益は14億5,600万円、同50.9%減だった。
 ガラス事業は売上高が532億4,500万円、同0.3%増、営業損失26億9,800万円だった。原燃料価格の上昇が影響した。

国内販売部門を分割
日本板硝子BPに統合〈日本板硝子〉(2008 11/16・23)

 日本板硝子 (東京都港区、 スチュアート・チェンバース社長) は2009年4月1日に国内建築用ガラス販売部門を分割、 100%子会社で建築用機能ガラスを製造する日本板硝子ビルディングプロダクツ (千葉県市原市姉崎海岸六、 森重樹社長) が事業を承継する。 10月30日の取締役会で決議した。 これまで国内建築用ガラスの販売と、 建築用機能ガラスの製造は機能が分散していたが、 統合することで意思決定の迅速化、 一元管理、 重複機能の削減を図る。

松岡真人BP事業部門機能硝子部管理グループ担当部長(左)と廣田徹BP事業本部日本事業部営業本部営業統括グループ部長

出荷3ヵ月ぶり減
建築用合わせ連続増加〈板硝子協会〉(2008 11/16・23)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は11月1日、2008年8月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は15カ月連続で前年同月を下回った。出荷は3カ月ぶりに減少となった。
 板ガラスの生産は187万3000換算箱、前年同月比15・8%減、出荷は228万9000換算箱、同4・2%減。板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は21万4000換算箱、同4・5%減、出荷は20万8000換算箱、同9・3%減。フロート板・磨き板ガラスの生産は165万9000換算箱、同17・1%減、出荷は208万2000換算箱、同3・6%減。

学校耐震化を加速 ガラス落下・飛散防止も
文部科学省 緊急総合対策(2008 11/2・9)

 2008年度補正予算が10月16日に国会で成立、学校施設の耐震化加速の取り組みを支援するために必要な予算が盛り込まれた。これを受け文部科学省は同17日、大臣名で都道府県教育委員会、都道府県知事部局、市町村教育委員会に学校耐震化の加速を要請した。中国四川省の大震災での大惨事は記憶に新しく、大規模な地震で倒壊の危険性が高い公立小中学校施設約1万棟の耐震化事業を緊急措置として加速する。学校の耐震化と同時に、天井の落下やガラス飛散の防止、エコ改修、バリアフリー化などの対策も併せて実施するよう配慮を求める。

純利益62.6%増加 FPD用ガラス好調
4−9月決算〈日本電気硝子〉(2008 11/2・9)

 日本電気硝子(大津市、井筒雄三社長10月24日、2008年4―9月期の連結決算を発表。大幅な増収増益となった。売上高は2024億3700万円、2007年同期比18・1%増、営業利益は648億5500万円、同48・5%増、経常利益は622億1200万円、同46・4%増、純利益は344億4900万円、同62・6%増。 

緊急保証制度を開始 中小企業庁10月31日から          原材料高騰に対応(2008 10/26)

 業界を取り巻くさまざまな環境の悪化がここに来て一挙にガラス・サッシ・アルミ建材の流通・加工・工事業などの経営を直撃している。中小企業庁は原油に加え、原材料価格の高騰や仕入れ価格の高騰を転嫁できていない中小企業者の資金繰りを支援するため、新しい保証制度「原材料価格高騰対応等緊急保証」を10月31日に開始する。緊急保証制度は8月29日に政府与党が決定した「安心実現のための緊急総合対策」で決定したもの。現行制度の抜本的な拡充・見直しを図った。

ガラスパワーキャンペーン
防災ガラスを寄贈〈旭硝子〉(2008 10/26)

 旭硝子は10月9日、横浜市鶴見区の横浜市立下末吉小学校に防災ガラスを寄贈した。安全・防災・地球温暖化防止に向けた「ガラスパワーキャンペーン」の一環。指定避難場所である同校の体育館のガラスすべて(約110平方b)を防災ガラスに交換した。
 近年、地震や台風など自然災害が多発し、割れたガラスによるけがや、避難場所のガラスが割れて避難ができないなどの被害が発生している。

木目調装飾合わせ
裏表別パターン〈エヌビーエス〉(2008 10/26)

木目調装飾ガラス「ハイラミウッディー」の施工例

 エヌビーエス(東京都台東区、加藤俊明社長、03・5603・6080)は木目調装飾合わせガラス「ハイラミウッディー」を発売する。ガラスに木目調のフィルムを挟み、ガラスの質感と天然素材の質感を両立させた。色、柄が異なる16パターンをラインアップする。表と裏で異なるパターンにすることも可能。玄関ドアや壁装、エクステリア、テーブルトップなどさまざまな用途に使用できる。色・柄の退色が少なく、外装にも使える。 「ハイラミウッディー」は「JISR3205」に適合する合わせガラスと同等の耐候性を持つ。特殊フィルムを接着しており、破損した場合にガラスの破片が飛散せず、脱落の危険が低い。衝撃物の対貫通性にも優れる。

割れセンサ付き防犯ガラス 携帯にメールで通報
確実な検知通報システム〈阪神硝子工業〉(2008 10/12・19)

 阪神硝子工業(神戸市北区山田町原野字丸岡1−7、坂本善正社長)はこのほど、ガラス割れセンサー内蔵の防犯システムガラスを開発、戸建て住宅への実装も完了し実用化が可能となった。特殊なガラス割れセンサーを内蔵した強化ガラスが侵入盗によって割られると同時にセンサーが送信機の発報装置を作動、室内に設置した受信機が電波をキャッチし、インターネットを通じてメールで携帯電話に即座に異常を知らせるシステム。

ガラスが割れたら無線で室内に設置したWSN本体に発報、ルーターからインターネットで携帯に異常を通報する

第15回 空間デザイン・コンペティション
提案応募過去最高538点〈日本電気硝子〉(2008 10/12・19)

 日本電気硝子(井筒雄三社長)、建材社、電気硝子建材は10月八日、3社共催「第15回空間デザイン・コンペティション」の表彰式を東京都港区の国際文化会館で開催。提案部門(課題=自然のなかのロッジに生きるガラス質)、作品例部門(日本電気硝子製品を使用した作品)の入賞作16点と選外佳作5点の計21点を表彰した。

 

左 提案部門金賞作品  右 提案部門金賞を表彰

ドアにヒンジ内蔵
つり元のすき間なくす〈エヌビーエス〉(2008 10/12・19)

 エヌビーエス(東京都台東区、加藤俊明社長、03・5603・6080)は強化ガラスドア「スリムライトドア・セルクローズ」を発売する。ドアにヒンジを内蔵し、フロアヒンジタイプのドアと比べ軽い力で開閉できる。ドアを開いたときにできるつり元側のすき間をなくし、安全性を高めた。 通常、ドアを開いた際にはつり元側にすき間ができるため指を挟む危険性があるが、すき間をなくし安全性を高めた

左 つり元にすき間ができない安全設計  右 ドアにヒンジを埋め込み、床を傷めない

高橋邦人常務執行役員インタビュー
強い決意で再値上げ〈セントラル硝子〉(2008 10/5)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は、9月22日出荷分から建築用板ガラス製品の価格を15%以上引き上げると発表。今年2月の価格改定以降も原油など原燃材料の価格が一段と高騰しており、事業収支に大きく影響していることによる。2月の価格改定以降の状況と反省点、今回の再値上げに至った経緯について高橋邦人常務執行役員に聞いた。

高橋邦人常務執行役員

出荷2ヵ月連続増
需要は徐々に回復へ〈板硝子協会〉(2008 10/5)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は10月1日、2008年7月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は14カ月連続で前月同月より減少したが、出荷は2カ月連続で上回った。需要は徐々に回復傾向にあるとみられる。複層ガラスの生産は14カ月ぶりに前年同月を上回ったが、出荷は14カ月連続で減少した。合わせガラスのうち建築用の出荷は前年同月比増。7月の新設住宅着工戸数は13カ月ぶりに前年実績を上回った。自動車の7月の生産台数も12カ月連続で前年同月を上回った。

セントラル硝子 第43回 国際建築設計競技 公開審査を継続
著名建築家が直接面接〈セントラル硝子〉(2008 9/28)

最優秀賞受賞作品

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は9月20日、東京都千代田区の如水会館で「第43回セントラル硝子国際建築設計競技」の二次審査を公開面接方式で開き、最優秀賞1点、優秀賞3点を決定した。課題の「世界遺産と共生する建築」に応募した国内479点、海外37カ国254点の中から一次審査を通過した10作品をノミネートし、審査委員の前でそれぞれがプレゼンテーション。質疑応答後、各審査委員が選定理由を述べながらそれぞれ4点を選び、チェック加点の最も多かった1作品を最優秀賞に、ほかの3作品を優秀賞に決定した。

環境適合型フッ素樹脂
従来品すべて置き換えへ〈旭硝子〉(2008 9/28)

 旭硝子(石村和彦社長)は9月18日、調理器具、電線被覆などに使用されるフッ素樹脂「フルオンPTFE」の新製品として、乳化剤にPFOA(パーフロロオクタン酸)の化合物(アンモニウム塩)を使用しない環境適合型の「フルオンPTFE・Eシリーズ」の開発に成功したと発表した。2009年年初から販売を開始し、2010年内に従来品をすべて「Eシリーズ」に置き換えることを目指す。

割れると警報音
線入りガラスの防犯装置〈トーコーガラス〉(2008 9/28)

「0犯ガラス」テスト版

 「3012G」のテーブルだと3000×1220_までの加工が可能。加工実演では、外周のフラット研磨、OG加工など、各種のエッジ形状の加工を行い、内覧会に参加した業者を驚かせた。トーコーガラス(東京都世田谷区、伊藤孝一社長、03・3483・1050)はアイ・ディ(群馬県太田市、石川神兵社長)と共同で、線入り(平行)ガラスを使用した防犯対策の警報器付き防犯ガラス「0(ゼロ)犯ガラス」を開発、

先進国と途上国 危機意識にずれ 環境調査を報告
調査開始以来最悪に〈旭硝子〉(2008 9/14・21)

 日本だけでなく世界各国が注目している地球環境問題に対して、旭硝子財団(瀬谷博道理事長)は、1992年から毎年世界の環境有識者を対象とする環境アンケート調査を実施している。このほど第17回の調査結果がまとまり、報道関係に発表した。調査は世界81カ国、732人に及んだ。調査結果によると、@毎年実施している環境危機時計は9時33分(世界平均値)となり、調査開始以来最も針が進んだAその根拠に七割が「地球温暖化」としたB「京都議定書」の役割を七割が評価した―などだった。 

地域別環境危機時刻

製造・加工機材一堂に
独デュッセルドルフで〈グラステック〉(2008 9/14・21)

2006年のグラステック

 10月21―25日、第20回国際ガラス製造・加工機材展「グラステック2008」がドイツ・デュッセルドルフで開催される。ガラス製造・加工機器メーカー、ガラスの流通業者に向けて、ガラス産業を網羅する情報を展示する。ドイツ、イタリア、フランス、ベルギー、英国、スペイン、トルコ、スイス、米国、中国など47カ国から1250社が出展を予定しており、うち新規の出展企業は約300社。

教育委員会に文書
安全ガラス使用呼び掛け〈関西工事・全硝連近畿地区〉      (2008 9/14・21)

 関西板硝子工事協同組合(横尾道男理事長)と全国板硝子商工協同組合連合会近畿地区本部(南正助本部長)は合同で、近畿2府4県と岡山県の各市町村教育委員会251カ所に安全ガラスの使用を呼び掛ける文書を送付した。文書とともに強化ガラスと合わせガラスの特長を説明する資料も同封した。
 中国四川大地震の発生を受け、公立学校施設の耐震化を進めるため、6月に改正地震防災対策特別措置法が成立。

板ガラス製品15%以上値上げ 9月22日出荷から
フロート窯(松阪)1基休止〈セントラル硝子〉(2008 9/7)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は9月4日、建築用板ガラス製品の価格を改定すると発表した。主として建築用に使用される板ガラス、鏡と、複層ガラス、合わせガラスなどの加工ガラスの販売価格を9月22日出荷分から15%以上引き上げる。同社は今年2月にも建築用板ガラス製品の価格改定を実施している。

戸建評価員養成を推進
戸建評価認証業務始まる〈省エネルギー機構〉(2008 9/7)

 財団法人建築環境・省エネルギー機構(東京都千代田区、村上周三理事長)は8月29日、同財団の会議室で第2回記者懇談会を開催。@建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」による戸建て住宅の評価ACASBEE―新築ほかの近況報告B「The BEST Program」開発の近況報告C健康維持増進住宅についての研究―の4項目を報告した。

評価結果の表示シート例

生産・出荷とも減
6月出荷、19ヵ月ぶり増〈板硝子協会〉(2008 9/7)

板ガラス需給

 板硝子協会(藤本勝司会長)は9月1日、2008年1―6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスは生産・出荷とも2007年同期を下回った。ただ、6月の出荷は2006年12月以来19カ月ぶりに前年同月より増加した。
 1―6月の加工ガラスは合わせガラスと強化ガラスは生産・出荷とも2007年同期を上回ったものの、複層ガラスは生産・出荷とも下回った。

特殊接着シール使用
既存窓を簡単に複層化〈コダマハウジング〉(2008 9/7)

 窓ガラスの省エネ、環境が注目される中、コダマハウジング(神奈川県相模原市、児玉龍文社長、042・754・0896)はこのほど、既存住宅窓を対象とした簡易後付け複層ガラスを本格販売することになった。商品名は「どこでもペアー」。
 「どこでもペアー」は、既存の住宅窓ガラスをそのまま利用し、接着剤付き特殊スペーサーを挟んで、もう一枚のガラスで複層化するもので、既に実用新案を取得している。

展示したガラス見本

高断熱複層ガラスを各拠点で製造  九州の旭硝子特約店4社
九州一円ネット化 共通ブランド「スウェッジ」〈旭硝子〉(2008 8/31)

左から高木氏、清永氏、一丸氏、大友氏、川本氏、永松氏

 九州地区の旭硝子特約店4社は昨年11月、高断熱複層ガラスの共通ブランド名「Swedge(スウェッジ)」の製造・販売をネットワーク化した。渡辺藤吉本店(福岡市博多区、渡辺保典社長)、清永宇蔵商店(熊本県嘉島町、清永邦夫社長)、小園硝子商会(鹿児島市、小園啓一社長)、キヨナガ(宮崎県延岡市、清永秀人社長)の4社。「スウェッジ」はアルミスペーサーを使わず、複層ガラス用ウオームエッジスペーサーを使用するのが特長。4社の製造・販売拠点は福岡、熊本、宮崎、鹿児島にあり、今後九州一円に販路が拡大するものと注目される。

スパッタ合わせ
安全性とデザイン性〈旭硝子〉(2008 8/17・24)

 旭硝子(東京都千代田区、石村和彦社長)は八月から、安全性とデザイン性を加味した特殊金属膜をコーティングした合わせガラスのベランダ手すり用ガラス「ラミスカイ」を発売した。この数年、マンションのベランダ手すりとして、網入りガラス、強化ガラス、透明合わせガラスの採用が目立っているのに注目、より意匠性を高めるため、スカイグレーやスカイブルーなどの色付き金属膜をコーティングした合わせガラスをベランダ手すり用に開発した。

ベランダ手すり用ガラス「ラミスカイ」の施工イメージ

板ガラス・鏡20%値上げ
9月出荷分から〈日本板硝子〉(2008 8/3)

  日本板硝子(スチュアート・チェンバース社長)は8月1日、建築用板ガラス製品の価格改定を実施すると発表した。板ガラス・鏡製品の価格を20%、複層ガラス・強化ガラス・合わせガラス・真空ガラスの価格を10%引き上げる。9月1日出荷分から実施する。
 建築用板ガラス製品は今年1月15日に価格改定を実施。板ガラス・鏡製品を15―20%、複層ガラス・強化ガラス・合わせガラス・真空ガラスを10―15%値上げした。その後も重油など原燃料などの高騰は続いており、コストに重大な影響を与えている。

ガラス出荷底打ちか
19ヶ月ぶりに増加〈経済産業省〉(2008 8/3)

板ガラス供給 2008年6月(速報)

  経済産業省が発表した2008年6月(速報)の窯業・建材統計によると、板ガラスの出荷数量が19カ月ぶりに前年同月比増加したことが分かった。6月の板ガラスの出荷は274万換算箱となり、2006年12月から2008年5月まで18カ月連続の前年同月比減少から、6月は前年同月比4・1%増加した。6月の生産は206万7000換算箱、同4・〇%減だった。新設住宅着工は昨年8月・9月を底に回復途上にはあるが、年率換算で110万戸台と低調に推移している。民間建設投資も2008年度は減少が見込まれるため、7月以降も板ガラスの出荷が上昇するかは予断を許さない。

廃ガラスから壁・床材
積水ハウス開発、実用化へ〈積水ハウス〉(2008 8/3)

 積水ハウス(大阪市北区)は、廃ガラスを利用した環境に優しい建材「積水ハウスリボーンガラス(仮名)」を開発、実用化に向けて準備中だ。日本では住宅の解体によって、廃ガラスが年間数万d発生するという。その多くは他の建材と一緒に解体されるため、アルミ、樹脂、ゴムなどの不純物が多く、板ガラスの素板(もといた)用カレットとしてリサイクルすることはできない。他の建築廃材とともに廃棄処分されているのが実情だ。廃ガラスの回収とリサイクル技術の確立は「資源循環型住宅」構築への重要な課題といえる。

「積水ハウスリボーンガラス」のデザインサンプル

傷ガイドライン作成へ クレーム対応を検討
08年度方針 防犯・防災・省エネ〈機能ガラス普及推進協議会〉(2008 7/20・27)

  機能ガラス普及推進協議会(藤本勝司会長)は7月16日、東京都千代田区の東京商工会議所ビル・スカイルームで2008年度代表者会議を開催。2007年度活動報告と収支報告、2008年度活動計画案と予算案、第11回板ガラスフォーラムの結果報告と第12回の計画などを承認した。2007年の機能ガラス普及推進会議で示された、ガラスの軽度の傷に対するクレームについての取り組みの中間報告を発表した。

日本板硝子 新体制決まる
チェンバース社長船出〈日本板硝子〉(2008 7/20・27)

 日本板硝子は6月27日に開催した定時株主総会、取締役会で新役員が決まった。取締役代表執行役社長兼CEO(最高経営責任者)にスチュアート・チェンバース副社長が就任。藤本勝司社長は取締役会長、出原洋三会長は取締役会議長に就いた。

旭硝子 板ガラスカンパニー
日本・アジア本部 移転〈旭硝子〉(2008 7/20・27)

 旭硝子は板ガラスカンパニー日本・アジア本部(遠藤明男本部長)が移転する。移転先での業務開始は7月28日から。
 カスタマーセンター、日本事業部ビルディング営業部統轄グループは移転せず、従来通り。
 《移転先》東京都千代田区有楽町1ノ12ノ1、新有楽町ビル

セントラル硝子 新陣容に
新任取締役は福間和夫氏〈セントラル硝子〉(2008 7/13)

 セントラル硝子は6月27日に開催した定時株主総会で取締役と監査役を選任、同日開催の取締役会で執行役員を選任した。新任の取締役に福間和夫執行役員が就任した

建物の断熱義務化
日本政府に欧州並み要望〈欧州ビジネス協会〉(2008 7/13)

日本政府への断熱規制の要望を熱く語るバレリーEBC建設委員会委員長

欧州ビジネス協会(EBC)のフィリップ・バレリー建設委員会委員長(サンゴバン・ハングラス・ジャパン社長)は7月2日、東京都千代田区のEBC事務所で洞爺湖サミットに先駆けて、環境と建材をテーマに記者説明会を開催した。バレリー委員長は「日本経済のためにも、ビルの省エネに対してもっと厳しい基準を課す必要がある」と述べた。

窓改修必須 活用ガイド作成
「省エネ改修促進税制」〈板硝子協会〉(2008 7/6)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は6月9日、4月30日に告示・即日公布された、租税特別措置法と地方税法の改正に基づく「既存住宅の省エネ改修(リフォーム)促進税制」の活用ガイドパンフレット『窓を替えて夏涼しく、冬あたたかく はじめての省エネ・リフォーム』を作製した。すべてカラー印刷で、16ページ。

需要低迷は長期化か
板ガラス4月 出荷17ヵ月連続の減少〈板硝子協会〉(2008 7/6)

  板硝子協会(藤本勝司会長)は7月1日、2008年4月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は11カ月連続、出荷は17カ月連続の減少となり、需要低迷は長期化の様相を呈している。自動車用が主力の合わせガラス、強化ガラスは生産・出荷とも前年同月を上回った。

南正助会長を再選 
チャンス逃さないよう〈全国板硝子卸商業組合連合会〉
(2008 6/22・29)

 全国板硝子卸商業組合連合会は6月12日に神戸で開催された板ガラスフォーラムで全員協議会を開いた。松本巌会長(マテックス社長・関東甲信越)のあいさつに続いて、松本会長をコーディネーターに、立木彰一宮吉硝子社長(東海)、杉山洋一杉山硝子社長(関西)、綾部欽一ADFアヤベ社長(関西)、桑田正三郎桑田硝子社長(関西)がパネリストとなって「板ガラス卸業界の現状と将来について」をテーマにパネルディスカッションを開いた。

元ヤマト運輸社長講演
経営環境変化への対応〈日本板硝子全国ひのまる会〉
(2008 6/22・29)

 日本板硝子全国ひのまる会(松本巌会長)は6月16日、東京都品川区のホテルラフォーレ東京で総会と記念講演会を開催した。理事会・総会終了後の記念講演会は、ヤマト運輸元社長の都築幹彦氏が「経営環境の変化にどう対応するか。―クロネコヤマトの実践から―」を演題に約一時間半講演した。

窓の省エネ化周知へ
省エネ改修税制活用を〈板ガラスフォーラム〉(2008 6/22・29)

 板ガラスフォーラム2日目、住宅省エネ改修税制関連セミナーが開催された。横手広樹経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課課長補佐が「省エネ建材等級制度」と「既存住宅の省エネ改修促進税制」について講義した。

設備投資850億円 ガラスに250億円
エコガラス設備など増強〈セントラル硝子〉(2008 6/1)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は5月21日、「企業価値向上に向け中期的成長を実現する」を基本コンセプトとする2008―12年度の中期経営計画を発表した。期間中の設備投融資額は850億円。ガラス事業には250億円を投じる。最終年度の12年度には連結売上高が07年度比24.2%増の2400億円、連結営業利益は161.8%増の250億円、売上高営業利益率10%以上を目指す。

大幅な増収増益
建築用25.6%増、国内は減〈日本板硝子〉(2008 6/1)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は5月23日、2008年3月期決算を発表。売上高、利益とも大幅に増加した。英ピルキントン社買収後初めて、ピルキントン社の12カ月分の業績を含む。2007年3月期は9カ月分だけ含んでいた。連結の売上高は8,655億7,700万円、2007年同期比27・0%増。

エコガラスキャンペーン 「使っている」増やす
展示車貸出し半額〈板硝子協会〉(2008 5/25)

移動展示車「ガラスの森」リニューアルイメージ

 板硝子協会(藤本勝司会長)は今年4月で3年目に入った「エコガラスキャンペーン」活動について、さらに一歩進めた普及促進活動を推進することを目指した施策を実施する。これまでの「エコガラス」の存在を知っている人を増やす、従来の認知促進中心の活動から、実際に使っている人を増やすことに重点を置くことにした。

売上高0.5%伸びる 08年3月期
建築用 住宅着工減響く〈セントラル硝子〉(2008 5/25)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は5月14日、2008年3月期連結決算を発表した。売上高は1,932億3,800万円、2007年同期比0.5%増。積極的な販売活動が奏功した。営業利益は95億4,900万円、同37.9%減、経常利益は98億4,600万円、同43.1%減、最終純利益は42億3,800万円、同61.5%減。

PDP基板から撤退
事業採算の改善見込めず〈セントラル硝子〉(2008 5/18)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は4月21日、2009年3月期でPDP(プラズマ・ディスプレー・パネル)基板ガラス事業から撤退すると発表した。PDP市場の環境が変化したことに伴い、今後も事業採算の改善が見込めないため。

生産出荷とも減少
合わせ・強化は伸びる〈板硝子協会〉(2008 5/18)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は5月1日、2008年2月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスは生産・出荷とも2007年同月実績を下回った。生産は9カ月連続の減少、出荷は15カ月連続の減少だった。
 加工製品のうち、合わせガラスの生産と強化ガラスの生産は共に2007年同月を上回った。強化ガラスの増加は3カ月連続になる。

日本板硝子 グローバル化を加速 
新社長にチェンバース氏〈日本板硝子〉(2008 5/4・11)

  日本板硝子は4月23日、スチュアート・チェンバース副社長(51)が次期社長兼CEO(最高経営責任者)に昇格する人事を発表した。チェンバース氏は同社全体を執行統括する。藤本勝司社長(64)は会長、出原洋三会長(69)は取締役会議長に就く。6月28日に開催する定時株主総会と取締役会で正式に就任する。

新社長に内定したスチュアート・チェンバース副社長(左)と藤本勝司社長

北米の建築用を縮小
フロート3工場など停止〈旭硝子〉(2008 5/4・11)

 旭硝子(石村和彦社長)は4月17日、北米の建築用板ガラス事業の縮小を発表した。今年12月までにフロートガラス7生産拠点のうち3拠点の工場と建築向けコーティングライン2工場の生産を停止する。併せて建築用加工ガラス事業の売却を決めた。住宅市場の減速によって北米板ガラス事業の採算が悪化しているため。

全国工事 松島国交副大臣に陳述 
安全ガラス法制化を〈全国板硝子工事協同組合連合会〉     (2008 4/20)

 全国板硝子工事協同組合連合会(遠藤浩吉会長)は、建物に使用されるガラスの安全対策と省エネ製品の普及を進めている。4月10日、国土交通省に松島みどり国土交通副大臣を訪ね、「安全ガラス使用に関する法制化について」を陳情した。いつ起きても不思議ではない地震に対し、建物の耐震とは別に、2次災害を招くガラスの飛散落下を防ぐため、安全ガラスの使用の義務化を訴えたもの。松島副大臣は「文部科学省の各部署とも連携しながら対処しよう」と述べた。同省の和泉洋人住宅局長も同席した。

松島みどり副大臣に安全ガラス使用の法制化を陳情

セントラル硝子中部 発足
中部地区の販売会社〈セントラル硝子中部〉(2008 4/20)

 セントレックス東海、セントレックス静岡、セントレックス長野の三社が合併し、セントラル硝子名古屋支店のガラス販売の営業権を譲り受けて4月1日、「セントラル硝子中部株式会社」が発足。社長には宮國則紹氏が就任した。事業所は本社のほか、名古屋、岐阜、静岡、富士、長野の五支店、名古屋ガラスセンターがある。

「エコガラス」調査 男女とも過半数認知
断熱・遮熱の重要性理解〈板硝子協会〉(2008 4/13)

 板硝子協会(藤本勝司会長)はこのほど2006年4月から展開中の「エコガラスキャンペーン」について、約2年間の活動成果を把握するため、全国の30歳以上の男女既婚者を対象に実施した「エコガラス」の認知度調査の結果を取りまとめた。その結果、男女とも、半数以上が「エコガラス」という言葉を認知していることが分かった。住宅購入・リフォームを予定する35歳以上の男女既婚者に聞いた、積極的に取り組みたい省エネルギーへの取り組みは「窓の断熱・遮熱性能向上」が一位。費用が高くても積極的に取り入れたいも、「断熱・遮熱性能」が一位だった。住宅での断熱・遮熱性能の重要性の理解が深まっているという結果だった。

社長に石村和彦氏
板ガラストップ和田隆副社長〈旭硝子〉(2008 4/13)

 旭硝子は3月28日に開催した定時株主総会とその後の取締役会で、石村和彦上席執行役員エレクトロニクス&エネルギー事業本部長が社長執行役員COOに就任した。門松社長は取締役会議長兼会長執行役員CEOに就いた。
 板ガラスカンパニー日本・アジア本部の新陣容も決定。プレジデントは和田隆副社長執行役員、バイスプレジデント兼日本・アジア本部長には遠藤明男上席執行役員、日本・アジア本部CTOには柿本哲爾執行役員が就任した。

セントラル硝子東京発足
首都圏の製販一体会社〈セントラル硝子東京〉(2008 4/13)

 東京セントレックス、セントレックス関東、セントレックス千葉、セントラルガラスサービスの四社が合併し、セントラル硝子東京支店の営業譲渡を受けて4月1日、「セントラル硝子東京株式会社」(東京都調布市八雲台2−14−5)が発足した。松永修会長、高山聡社長ほか新会社の陣容も決定した。
 これまでのセントラル硝子東京支店は「特約店営業本部」、東京セントレックスは「第一営業本部」、セントレックス関東は「第二営業本部」「第三営業本部」に、セントレックス千葉は「第三営業本部千葉事業所」、セントラルガラスサービスは「製造統括本部」となった。

トステム 札幌市街にショールーム
全国5番目の規模〈トステム〉(2008 4/6)

 トステム(東京都江東区、小川康彦社長)は4月5日、北海道最大級規模の「トステムショールーム札幌」を札幌市東区北八条東10ノ1ノ30に移転開設した。展示面積は移転前の約2倍の1320平方b。「INAX札幌ショールーム」に隣接し、同市中心部のサッポロビール園前という好立地で、北海道地域の基幹ショールームとして生まれ変わった。

第11回板ガラスフォーラム
「地球環境の保護」できることは〈全国板硝子工事協同組合連合会ほか〉(2008 4/6)

 「第11回板ガラスフォーラム」が6月12、13日の2日間、神戸市中央区のホテルオークラ神戸で開催される。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界八団体の共催。近年板ガラス業界が一丸となって取り組んでいる2大テーマ「地球環境の保護」「安心・安全の確保」のうち、「地球環境の保護」に特化して、板ガラス業界としてできることを探求する。

出荷減14カ月連続
建築合わせは14%減少〈板硝子協会〉(2008 4/6)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は4月1日、2008年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2007年同月より大幅に減少、出荷も減少した。加工製品は強化ガラスだけ生産・出荷とも増加した。板ガラスの生産は181万3000換算箱、前年同月比27.5%減で、8カ月連続減少。出荷は247万8000換算箱、同1.0%減で、14カ月連続減少だった。

ガラス販売を再編
4支店 統合会社に移管〈セントラル硝子〉(2008 3/30)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は4月1日付でガラス営業部門の販売組織を変更する。大阪支店と既に実施済みの北海道を除く、仙台、東京、名古屋、福岡の4支店の板ガラス部門の業務を、出資特約店を統合するなどしてそれぞれの地区に設立するガラス販売会社に移管する。支店機能を廃止し、販売コストを削減することで、同社建築用ガラス事業の収益改善を図る。販売機能と加工ガラスの生産を一体化することで、建築用ガラスを取り巻く環境の変化に対し、スピーディーに対応できる体制づくりを目指す。

加工販売会社を合併
関東・東海・関西の3社〈日本板硝子〉(2008 3/30)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は4月1日付で、いずれも同社の100%子会社、エヌ・エス・ジー関東(千葉県市原市、森重樹社長)、エヌ・エス・ジー東海(名古屋市、本田哲社長)、エヌ・エス・ジー関西(大阪府八尾市、前田謙吾社長)の3社を合併する。3社とも、建築用ガラス製品の加工販売会社。存続会社はエヌ・エス・ジー関東で、「日本板硝子ビルディングプロダクツ株式会社」に変更する。

荷降ろし明確化を議論
値上げ理解進む〈全国板硝子工事協同組合連合会〉(2008 3/30)

 全国板硝子工事協同組合連合会(遠藤浩吉会長)は3月18日、名古屋市中村区のロイヤルパークイン名古屋で全国理事長会を開催。各地区の代表12人が出席した。各地区の活動状況を報告し、「施工条件・範囲リスト」の活用状況、荷降ろしの問題、防火設備に使用する防火シーリング材について話し合った。

届け出 中小住宅にも
改正省エネ法案 国会提出(2008 3/16)

「エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案」(改正省エネ法案)が閣議決定され、169回通常国会に提出された。法律が成立すると、これまでの2000平方b以上の大規模な住宅・建築物だけでなく、一定の中小規模の住宅・建築物の建築をしようとする者にも、省エネルギーへの取り組みの届け出が必要になる。大規模な住宅・建築物は担保措置が強化され、省エネ措置が著しく不十分である場合、変更の指示、公表に加え、命令が導入される。住宅を建築し販売する事業者には住宅の省エネ性能向上を促す措置を導入。住宅・建築物の省エネ性能の表示を推進する。改正省エネ法は2009年4月1日からの施行。ただし、中小規模の住宅・建築物の届け出義務などは2010年4月1日からの施行になる。

工事価格の見直し
ゼネコンへ要望開始〈全国板硝子工事協同組合連合会〉    (2008 3/16)

 全国板硝子工事協同組合連合会(遠藤浩吉会長)は2月、傘下の全国8地区工事組合理事長の連名で、「国内ガラスメーカーの価格改定に伴うガラス工事価格の見直しのお願い」の文書を作成。これを受けて全国のガラス工事組合員企業は、取引先のゼネコンなどに対しガラス工事価格の改定へ向けた個別交渉に入った。

07年出荷4.1%減
建築基準法改正が影響〈板硝子協会〉(2008 3/16)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は3月1日、2007年の板ガラス生産・出荷動向を発表。生産・出荷とも前年を下回った。加工ガラスの合わせガラス、強化ガラス、複層ガラスの生産・出荷も、前年を下回った。防犯ガラスや「エコガラス」の知名度は向上したものの、建築需要の落ち込みに建築基準法改正の影響が加わった。

着実に改定進める
いい訳は許されない〈セントラル硝子〉(2008 2/17)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は2月出荷分から旭硝子、日本板硝子に続き板ガラス製品を15―25%値上げした。4月からは新5カ年中期経営計画をスタートさせ、大幅な組織改革も断行するとみられる。昨年夏に大阪支店長から本社常務執行役員に就き、同社ガラス事業を統括する高橋邦人氏に、これまでの情勢と値上げ進ちょくへの対応を聞いた。

太陽電池用ガラス
市場拡大で設備増強〈旭硝子〉(2008 2/17)

 旭硝子(門松正宏社長)は太陽電池用ガラス製造設備を増強する。子会社の旭硝子特殊玻璃(蘇州)有限公司(中国江蘇省蘇州市)で、太陽電池用カバーガラスの製造窯(生産能力日産240d)とAR(反射低減)コーティングラインを新設する。カバーガラス製造設備は2009年第二・四半期に量産開始の予定。

新中期経営計画JIKKO−2010
成長へ「質の追及」〈旭硝子〉(2008 2/10)

 旭硝子(門松正宏社長)は2月5日、2005年から3年間の中期経営計画「JIKKO―2007」の総括と2008年度(2008年12月期)からの新しい中期経営計画「JIKKO―2010」を発表した。2007年12月期決算で営業利益1975億円、営業利益率11.7%を計上。「JIKKO―2007」の目標だった営業利益1800億円、同利益率10%を上回る業績を達成した。「JIKKO―2010」では成長戦略の実行継続と「質の追求」を図り、競争力をさらに高める。グローバル優良企業として2010年までにROE(株主資本利益率)12%以上を目指す。

加工子会社を合併
関東・東海・関西の3社〈日本板硝子〉(2008 2/10)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は1月31日、いずれも同社の100%子会社、エヌ・エス・ジー関東(千葉県市原市、森重樹社長)、エヌ・エス・ジー東海(名古屋市、本田哲社長)、エヌ・エス・ジー関西(大阪府八尾市、前田謙吾社長)の3社を合併すると発表した。3社とも、建築用ガラス製品の加工販売会社。合併期日は4月1日で、存続会社はエヌ・エス・ジー関東になる。

出荷12カ月連続減
強化ガラスだけ出荷増〈板硝子協会〉(2008 2/10)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は2月1日、2007年11月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は217万9000換算箱、前年同月比7.6%減で、六カ月連続の減少となった。出荷は278万4000換算箱、同3.6%減と、12カ月連続で減少した。
 合わせガラスの生産は154万2000平方b、同2.0%増で11カ月ぶりに増加した。出荷は158万6000平方b、同2.1%減で、1カ月ぶりに減少した。出荷のうち建築用は18万2000平方b〓、同15.0%減で、6カ月連続の減少となった。

値上げ通し生きる道 中部セントラル会 マネジメント・スクール
需要掘り起こす営業を〈中部セントラル会〉(2008 2/3)

  中部セントラル会(板倉四郎会長)は1月23日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで「第51回セントラル・マネジメント・スクール」を開催した。板倉会長は「環境は悪化しているが、需要を掘り起こして商売につなげていかなければならない」とあいさつ。2月1日からの価格改定に向け、皿澤修一セントラル硝子社長は「本年はぜひとも値上げを通していただき、われわれの生きる道を探りたい」と述べ、協力を呼び掛けた。

エコガラスを展示
東京・新宿OZONEで〈板硝子協会〉(2008 2/3)

 板硝子協会は東京都新宿区のリビングデザインセンターOZONEの六階にある「室内環境ラボ」内で開催中の特別企画展「暖かく・涼しく暮らす家」にエコガラスを展示している。大規模な展示会と違い、ゆっくりとエコっ手やエコボールに触れてエコガラスを体感することができる。
 窓から熱を逃がさないサッシやガラスの活用方法をサッシやガラスサンプル、断熱性能の基本情報を示すパネルで発信する。エコガラス、複層ガラス、単板ガラスのカットサンプル、サッシに納まったガラスのサンプルを展示。住宅の省エネには窓が重要な役割を担っていることをパネルで説明する。

リサイクル開始延期
合わせ受け入れ側の事情<板硝子協会〉(2008 2/3)

  板硝子協会は1月28日、合わせガラスのリサイクル開始時期を延期すると発表した。受け入れ側メーカーの旭硝子の事情による。2月7日からの実施を予定していた。
 2007年12月19日に旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子の三社による合わせガラス廃材と端材リサイクルのための広域認定を関東地区一都六県で取得。旭硝子鹿島工場が廃材と端材を受け入れて処理する予定だった。鹿島工場が急きょ冷修に入ったことによるとみられる。

複層ついに普及率90% 板硝子協会合同委員会
「エコガラス」を推進〈板硝子協会〉(2008 1/27)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は1月22日、東京都千代田区の東京會舘で合同委員会を開催。藤本会長は「複層ガラスの新築戸建ての普及率が昨年ついに90%を超えた。さらにエコガラスキャンペーンの活動に対し、2007年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の栄誉に輝いた。地球環境保護、安全・安心の確保という社会的課題にガラス業界としてどう対応し貢献するか、さらに取り組む」と考えを示した。

鹿島生産停止の対応決定
愛知工場の1窯を活用〈旭硝子〉(2008 1/27)

 旭硝子は1月23日、建築用板ガラス製造専用の鹿島工場(茨城県神栖市)のフロート板ガラス製造ラインの本年度に予定していた冷修を、前倒しで実施すると当社取材に対し回答した。1月4日にフロート板ガラス製造ラインが生産不調の状態に陥ったため。その対応策として、「当面は、愛知工場(武豊)の二窯のうち、一窯を建築用ラインとする。不足分については、同社の中国・大連工場など順次世界の同社関連工場からの供給を受ける体制を進める」(市川公一板ガラスカンパニー日本・アジア本部日本事業部長)。

値上げへ正念場 関東セントラル会 
業界一枚岩で転嫁を〈関東セントラル会〉(2008 1/20)

  関東セントラル会(池田和夫会長)は1月11日、東京都文京区の椿山荘で新年互礼会を開催。セントラル硝子特約店・取引先各社、関連団体代表ら531人が出席した。池田会長は「セントラル硝子さんの価格改定の発表が昨日あり、これでガラスメーカー3社の足並みがそろった。適正価格をもって業界一枚岩で値上げに踏み切り、業界に利益を落とさなければならない」とあいさつ。来賓の皿澤修一セントラル硝子社長は「笑顔と感謝の気持ちを持ち、今年はぜひとも値上げを貫徹したい」と決意を述べるなど、年初からの実施となる価格改定へ向けた意気込みを示した。

断熱性能表示を要請
窓・ガラス・サッシに星印〈経済産業省〉(2008 1/20)

  経済産業省は昨年12月28日、窓・ガラス・サッシの断熱性能表示制度「窓等の断熱性能に係る情報提供に関するガイドライン」(指針)を告示した。断熱性能を四等級に分けて、星印で等級を表示することを事業者に求める。2008年4月1日から施行し、4月以降に製造、加工、輸入された窓が対象になる。地球温暖化対策を推進するため、エネルギー需要の増加が続く民生部門の約半分を占める家庭の省エネルギー対策が喫緊の課題となっている。

15─25%値上げ セントラル硝子も追随 
建築用2月1日出荷からセントラル硝子〉(2008 1/6・13)

 セントラル硝子(皿澤修一社長)は1月10日、主に建築分野で使用される板ガラス製品の販売価格を改定すると発表した。2月1日出荷分から板ガラス・鏡製品と複層ガラス・合わせガラスなどの加工ガラスを15−25%引き上げる。原油価格など原燃料購入価格の高騰が理由。既に旭硝子(門松正宏社長)は1月1日出荷分から価格改定を実施。日本板硝子(藤本勝司社長)は1月15日出荷分からの価格改定を発表している。値上げ幅はやや異なるが、これで国内板ガラスメーカー3社の値上げが出そろった。

特損780億円計上へ
欧州委への課徴金など〈旭硝子〉(2008 1/6・13)

 旭硝子は昨年12月19日、同10月31日に発表した2007年12月期連結の業績予想を修正した。売上高1兆6700百億円は変わらず、営業利益は1920億円、経常利益は1820億円にそれぞれ上方修正、最終純利益は600億円に下方修正した。
 ガラス事業は、欧州の板ガラス市況がロシアなど新興市場を中心に好調だった。電子・ディスプレー事業は液晶用ガラス基板の販売が堅調で、ブラウン管用ガラスの生産設備削減に伴う構造改善効果もあり、業績は当初予想を上回る見込み。

出荷11ヵ月連続減
合わせ・強化は増加に〈板硝子協会〉(2008 1/6・13)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は1月1日、2007年10月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は218万6000換算箱で、前年同月比19.5%の大幅減少。5ヵ月連続の減少となった。出荷は288万8000換算箱、同0.9%減で、減少は11ヵ月連続となった。
 合わせガラスの生産は150万3000平方bトル、同3.5%減となり、10ヵ月連続の減少だった。出荷は156万8000平方b、同1.3%増と9ヵ月ぶりに増加した。出荷のうち建築用は17万6000平方b、同12.6%減と大幅な減少となった。減少は5ヵ月連続。

10─20%の値上げ 建築用板ガラス製品 
08年1月15日出荷から〈日本板硝子〉(2007 12/23)

日本板硝子(藤本勝司社長)は12月14日、建築用板ガラス製品の販売価格を改定すると発表した。板ガラス・鏡製品は15─20%、複層ガラス・強化ガラス・合わせガラス・真空ガラスは10─15%引き上げる。2008年1月15日出荷分から実施する。建築用板ガラス製品は重油などの原燃料、副資材などの高騰が続き、製品コストに重大な影響を与えており、同社は原燃料・副資材などのコストアップに見合う販売価格の改定を実施することにした。

環境大臣から表彰
エコガラスキャンペーン 温暖化防止に功績〈板硝子協会〉
(2007 12/23)

 板硝子協会(藤本勝司会長)はこのほど、同協会が展開する「エコガラスキャンペーン」が2007年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受けた。12月17日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開催された表彰式では、牧有二専務理事が鴨下一郎環境大臣から表彰状を贈られた。環境省は毎年、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績があった個人または団体を表彰している。2007年度は38個人・団体が選ばれた。

表彰を受ける牧専務理事(右)

西川厚労副大臣に陳情
ガラス技能士の有効活用〈全硝連〉(2007 12/23)

 全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)は12月14日、技能関係の主管官庁である厚生労働省(東京都千代田区)を訪れ、西川京子副大臣に「お願い書」を手渡し、ガラス技能士の社会、業界への優遇策を陳情した。西川副大臣は「趣旨はよく分かった。努力してみよう」と答えた。訪問したのは南正助会長、宗貞喜好、永島光男両副会長、湯浅均専務理事、施向昌之常務理事の5人。

旭硝子社長に石村氏 トップの若返りへ 門松社長は会長に 
目標達成見通し COO職の新設も〈旭硝子〉(2007 11/18・25)

 旭硝子は11月13日、東京都千代田区の東京會舘で記者会見を開き、石村和彦上席執行役員エレクトロニクス&エネルギー事業本部長(53)が社長執行役員COO(最高執行責任者)に内定したと発表した。門松正宏社長(65)は代表権のある取締役会議長兼会長執行役員に就き、引き続きCEO(最高経営責任者)を務める。2008年3月下旬に開催する定時株主総会と取締役会で就任する。同社は初めてCOO職を設ける。石津進也取締役取締役会議長は取締役を退任する。

新社長に決まった石村和彦氏

建設業の倒産が急増
零細小企業に影響大(2007 11/18・25)

 建設業倒産への警戒が強まっている。帝国データバンクの全国企業倒産集計によると、10月の企業倒産件数は1083件で、前月比38.0%増、前年同月比21.8%増。2005年4月以降で最多、13カ月連続で前年同月比増加だった。建設業が309件と突出、全体の28.5%を占め、建設業の倒産件数も今年最多。公共事業の長期低迷、受注単価の下落、6月20日施行の「改正建築基準法」による建築確認の遅れも影響し始めた。今後さらに倒産件数拡大が予測され、建築業者を主要取引先とするガラス・サッシ流通販売業にとって一層警戒が必要となる。

全鏡連が鏡作神社参詣
「鏡の日」制定1周年記念 工場見学、明日香村参詣も
〈全日本鏡連合会〉(2007 11/18・25)

玉ぐしを奉納

 全日本鏡連合会(尾崎由雄会長)は11月11日、同日の「鏡の日」制定1周年を記念してバスツアーを実施。奈良県田原本町にある鏡作神社を参詣した。全国の鏡業者40人が参加した。前日は大阪市阿倍野区の天王寺都ホテルで43人が参加して合同懇親会を開催した。
 鏡作神社では同神社の原正朝宮司が祝詞を奏上し、尾崎会長、渕田博彦大阪府鏡工業協同組合理事長が玉串を奉納。鏡業界の発展を祈願した。

北海道で全国理事長会議 来年2月 60年式典 
『グラスマンハンドブック』10年ぶりの改訂
〈全国板硝子商工協同組合連合会〉(2007 11/4)

 全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、南正助会長)は10月28日、各地区の理事長が年に1回顔を合わせる第24回全国理事長会議を北海道千歳市の全日空ホテルで開催。全硝連会員(40組合)の理事長と関係者47人が参加した。議題は来年2月開催予定の全硝連創立60周年記念式典、10年ぶりに改訂する『グラスマンハンドブック』の編さん、技能検定の検定架台について。エコガラスの一般消費者に対するPR、飛散防止フィルムの対応なども討議した。

サックス、ロビンス両氏
地球環境保護に貢献〈旭硝子財団〉(2007 11/4)

 旭硝子財団(瀬谷博道理事長)は10月17日、東京都千代田区の東京會舘で、「第16回ブループラネット賞」の表彰式と祝賀パーティーを開催した。瀬谷理事長があいさつし、吉川弘之選考委員長が選考経過を報告、受賞者のジョセフ・L・サックス・カリフォルニア大学教授(米国)とエイモリ・B・ロビンス博士(同)を紹介した。瀬谷理事長が受賞者にトロフィーと賞状を贈った。

 

サックス氏(左)とロビンス氏に瀬谷理事長がトロフィーを渡した

建築・自動車用ブランド 「ピルキントン」に 
最上位は「NSGグループ」 〈日本板硝子〉(2007 10/21)

 日本板硝子(藤本勝司社長兼CEO)は10月15日、ブランド戦略を抜本的に見直し、同社グループの最上位で用いるブランドを「NSGグループ」とし、世界のフラットグラス事業部門(建築用ガラスと自動車用ガラス)に「ピルキントン」ブランドを採用すると発表した。建築用ガラスと自動車用ガラスの分野では日本板硝子のブランド「NSG」より世界的に知名度が高い「ピルキントン」のブランドに統一する。

中小企業者を支援
建築着工数が大幅減 政府系金融機関に相談窓口(2007 10/21)

  中小企業庁は10月9日、建築着工件数の急激な減少の影響を受けている、建築資材関連を含めた建築関連の中小企業者を支援する措置を講じることを決めた。政府系中小企業金融機関などに特別相談窓口を設置して経営上の相談に応じる体制を整えるとともに、「セーフティネット貸付」(経営環境変化対応資金)を利用できるようになり、返済猶予など既往債務の返済条件を中小企業者の実情に応じて緩和する。

税制改正で要望 国交省 窓改修による省エネ化 
費用の10%相当控除へ(2007 9/16・23)

 国土交通省は8月、2008年度住宅局関係予算概算要求と税制改正要望を公表した。住宅局関係予算概算要求の基本方針は「住生活基本計画」を踏まえ、住宅の長寿命化(200年住宅の推進、国費108億円)や環境に配慮した住宅・建築物の普及(国費106億円)などに重点を置く。地球環境時代に対応した暮らしづくりを進める上からも住宅の長寿命化(200年住宅)促進税制の創設や住宅に係る省エネ改修促進税制の創設などを織り込む。既存住宅で窓の二重サッシ化や複層ガラス化、壁の断熱化など省エネ改修を行った場合、費用の10%相当額(上限20万円)を税額控除するという内容。

創立から100年
グローバル優良企業を目指す〈旭硝子〉(2007 9/16・23)

門松社長(左)と石津取締役会議長来賓にあいさつする門松社長

 旭硝子(門松正宏社長)は9月7日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で、創立100周年謝恩パーティーを開催。門松社長と石津進也取締役取締役会議長が多数の来賓を出迎えた。会場には「創生期(1907─1949年)」「成長・拡大期(1950─2001年)」などパネルで同社の歴史を紹介した。

建物ガラスに打ち水 光触媒冷却システム 室温2度下げる 
日本板硝子、YKK APほか(2007 9/2・9)

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は8月29日、光触媒冷却システムによる打ち水効果を、世界で初めて実際の建物で実証したと発表した。室内温度が約2度低下し、冷房空調負荷を約20%低減できることを確認。同時にガラス表面温度も約10度低下することから、ガラスの放射熱を低減し、大気温度の上昇を抑えるヒートアイランド対策としても期待される。日本板硝子、YKKAP、積水化学工業、横浜市水道局の共同開発。

純利益94.5%伸び
07年4─6月 豪事業売却など特別利益〈日本板硝子〉
(2007 9/2・9)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は8月23日、4─6月の連結業績を発表。売上高は2006年同期の3.4倍、営業利益は同9.5倍、最終純利益は同94.5%増と大幅に上回った。2006年6月に買収が完了した英ピルキントン社の業績を前第二・四半期から計上しており、売上高、利益とも2006年同期より大幅に増加している。オーストラリアの板ガラス事業子会社の譲渡と投資有価証券の売却によって、特別利益497億1400万円を計上した。

板ガラス出荷4%減
1─6月 建築合わせは11%増〈板硝子協会〉(2007 9/2・9)

 板硝子協会(藤本勝司会長)は9月1日、1─6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの出荷は1536万5000換算箱、同4.0%減となった。
 合わせガラスの出荷は851万7000平方b、同4.7%減。合わせガラスのうち建築用は107万1000平方b、同11.0%増だった。強化ガラスの出荷は1844万2000平方b、同4.5%減となった。複層ガラスの出荷は748万5000平方b、同2.5%増だった。

1─6月は2.2%減 住宅着工 持ち家減少の影響大 
首都圏マンションが減少(2007 8/26)

 6月の新設住宅着工戸数が前年同月比6.0%増の12万1149戸となり、3月を除いて今年1月から低調に推移していた着工戸数は増加に転じた。1─6月は前年同期比2.2%減。7月以降の着工が引き続き増加するかに関心が集まる。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が日本の実体経済に及ぼす影響を見極めるため、日銀は政策金利の引き上げを見送り現状維持を決めた。このため住宅ローン金利の上昇は若干ずれ込む公算が強く、住宅着工への影響はしばらく抑えられそうだ。

印で自動車用生産
08年夏から フロント年産50万枚〈日本板硝子〉(2007 8/26)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は8月21日、連結子会社の英ピルキントン社が、インド・ビシャカパトナム市で自動車用ガラス工場の建設を開始したと発表した。同工場はピルキントン社が経営に当たり、2008年夏ごろの生産開始を予定する。建設投資は約1500万ユーロ、フロントガラスの生産能力は年間約50万枚、従業員は約350人。
 ビシャカパトナム市はインド東岸の中央部に位置するアンドラ・パラデシュ州に属している。建設予定地は地元政府の支援の下、高いコスト競争力を備えている。

蘇州工場JIS取得
「オレット」に新シリーズ〈エヌビーエス〉(2007 8/26)

 エヌビーエスグループは8月9日付で、中国蘇州工場が強化ガラスの日本工業規格(JIS)適合性認証を取得したと発表。新JISマークの表示が可能となった。合わせガラス、複層ガラスの認証も近日中に取得する予定。2006年8月のISO9001取得に続き、日本市場向け製造拠点の強化を図る。国内では、ユニバーサルデザインドア「オレット」の新シリーズ「オレットWラクローズ」と「オレットGシリーズ」を近日投入する。

夕張施設に内窓寄贈
新日軽と共同で 自社複層ガラス入り〈日本フクソーガラス〉
(2007 8/26)

 日本フクソーガラス(北海道恵庭市、花澤晴由社長)は8月22日、再建中の北海道夕張市を自社製造の複層ガラスで応援することを発表。新日軽(東京都江東区、弘永眞人社長)と共同で、同市にある夕張医療センター(医療法人財団夕張希望の杜)の病室窓すべてに自社製造複層ガラス「ペアペン」を組み込んだ新日軽の樹脂内窓「リクラス」を施工費込みで寄贈する。同日寄贈式を行い、施工は8月末から。

「ペアペン」施工例

耐震、省エネのPR強化 
ガラススクリーン・防煙垂れ壁 施工ガイドライン〈板硝子協会〉(2007 7/22・29)

 板硝子協会はこのほど、「その設計で大地震に耐えられますか?」をキャッチコピーとした『ガラススクリーンとガラス防煙垂れ壁の設計・施工ガイドライン〈鉄骨造建築物編〉』と『デザインも省エネ性能も!』と題したLow─E複層ガラス(エコガラス)のパンフレットを製作、関係者に配布することになった。近年、ビル建築は高層、中低層を問わず、開口部から壁面全体、さらに内装にも防煙垂れ壁や間仕切りなど、大板ガラスの採用が目立って増えている。これらのガラスの設計、施工に当たって、地震対策、省エネに対する関心が高まっている。

機能ガラス読本
解説付き 一般消費者向け30万部〈機能ガラス普及推進協議会〉(2007 7/22・29)

 機能ガラス普及推進協議会は2007年度の主要方針として、防犯ガラス、防災ガラス、省エネガラスの一層の普及を図るため、対象をプロユーザーから一般消費者に移行していくことを決めている。その具体策として、各種の機能ガラスの特性と性能を一目で理解できる小冊子『ガラスと上手に暮らすレッスン』(A5判)を30万部印刷。全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)、全国板硝子工事協同組合連合会(全国工事)、全国板硝子卸商業組合連合会(全国卸)、板硝子協会・メーカー3社から、ビルダー、工務店、ゼネコン、住宅メーカーを通じて、一般消費者に配布する。既に各団体への発送は終わった。同小冊子は今後、各ルートから一般消費者に届くことになる。

「魅力あるガラス業界へ」 問題共有化し解決へ リサイクルやユニタイズ 
第10回板ガラスフォーラム パネルディスカッション(2007 7/1)

「第10回板ガラスフォーラム」が6月14日から2日間、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催され、2日目の15日には参加各団体代表によるパネルディスカッションが開かれた。パネリストは同フォーラムが10年を迎えた節目として「板ガラス業界の現状と将来の展望」をテーマにさまざまな視点から意見を出し合った。

6月から新事務所
日本橋浜町の7階建て〈東京都板硝子商工協同組合〉(2007 7/1)

 東京都板硝子商工協同組合(永島光男理事長)は7月4日に移転することが決まった。新しい事務所ビルでの業務開始は同6日になる。同協組の移転は、所有する総合板硝子会館の建物が都市再開発のプロジェクトに含まれたため。移転に伴い電話番号、ファクス番号も変更になる。現在の場所での業務は2日まで。
 《新所在地》東京都中央区日本橋浜町2─38─9、浜町TSKビル、03(5641)3490、FAX03(5641)3493

買収でグローバル企業に
NHK総合TV「経済羅針盤」で〈日本板硝子・藤本社長〉(2007 7/1)

 毎週日曜日の朝8時25分からNHK総合テレビで放送中の「経済羅針盤」は、話題の企業経営者にインタビューし生の声を届け、経済をやさしく解説する。6月17日のゲストは藤本勝司日本板硝子社長(63)。世界シェア6位の同社が世界3位の英ピルキントン社を昨年買収。藤本社長は経済のグローバル化が進む中で、互いの強みを学び合い、どちらかが片方を支配する図式ではない新しい戦略で世界市場に挑む姿勢を語った。

結晶化ガラス壁装材
黒と白の2製品〈日本電気硝子〉(2007 7/1)

       

「ブランネージュ」堰uクリステルネロ」

 日本電気硝子は7月1日、新しい結晶化ガラス壁装材「クリステルネロ(黒)」と「ブランネージュ(白)」を発売した。「クリステルネロ」は漆塗りのような表情を持つ黒く洗練された高級感、「ブランネージュ」はより白さが引き立つ純白感が特長。

売上高は2.6倍 07年3月期 06年英社を子会社化 
営業利益2.8倍〈日本板硝子〉(2007 6/10)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は5月31日、2007年3月期連結決算を発表した。昨年6月に英ピルキントン社を連結子会社化したため売上高と営業利益は前の期より大幅に伸びたものの、経常利益は減少した。ピルキントン社が欧州連合の欧州委員会から建築用板ガラス、自動車用ガラスについてカルテルの疑いで異議告知書を受領したことを受け、将来リスクに備えて引当金約3.2億ポンド(約800億円)を計上。このためのれん代償却費が約40億円増加する。

CRT40%削減へ
アジア2カ国で生産停止〈旭硝子〉(2007 6/10)

 旭硝子(門松正宏社長)は5月25日、6月末までにシンガポールとタイのブラウン管(CRT)ガラス生産拠点の製造窯を停止すると発表した。同社は2005年から3年間の中期経営計画でCRTガラス事業の収益改善を掲げ、継続的に事業を縮小してきている。
 今回の再編は、シンガポールの旭テクノビジョン社(パネル製造窯一基)と、タイのサイアム旭テクノグラス社(パネル製造窯1基、ファンネル製造窯1基)の生産を全面的に停止し、同社のCRTガラス生産能力を約40%削減する。両社とも同社100%出資子会社。

新溶解技術など
3プロジェクト成果〈ニューガラスフォーラム〉(2007 6/10)

 建築用、自動車用、光学、フラットディスプレー、耐熱、石英、理化学などのガラス産業分野が参加しているニューガラスフォーラム(藤本勝司会長)は、産官学が協力し、新しい技術の研究開発を進めている。その中で、@ガラス構造データベースプロジェクトA新溶解技術(革新的省エネルギーガラス溶解技術)プロジェクトB三次元光デバイス(三次元光デバイス高効率製造技術)プロジェクトの3プロジェクトは、この1─2年で大きな成果を挙げた。機関誌『NEW GLASS』を年4回発行するなど、広報活動も積極的に行っている。

断熱化促進を要望 住宅の開口部 経産・国交省などに 
板硝子協会ほか4団体(2007 5/6・13)

 板硝子協会(門松正宏会長)はこのほど、日本建材・住宅設備産業協会、日本サッシ協会、プラスチックサッシ工業会、全国複層硝子工業会の住宅開口部関連4団体とともに、「住宅の開口部断熱化促進についての要望」を経済産業省、国土交通省、環境省の関係部署、自由民主党、日本経済団体連合会、経済同友会に提出した。
 京都議定書第一約束期間の公約達成と良質な住宅ストック形成のため、@窓を中心とした省エネ改修(エコガラスと二重サッシなど)を実施する住宅所有者に対して、インセンティブとなる省エネ改修促進税制の新設A省エネ法での開口部の断熱性能基準値強化(省エネ基準の義務化、あるいは基準値自体の強化)B業界が昨年6月から自主的に開始しているサッシ・ガラスへの性能表示制度で、開口部断熱の最高ランクである「サッシ(木、プラスチック、木・プラスチックと金属の複合品)とガラス(エコガラス)」の組み合わせの普及・定着に対する支援─以上3点の要望。

ソーダ灰値上げ
5月21日出荷から〈セントラル硝子〉(2007 5/6・13)

 セントラル硝子は4月24日、ソーダ灰の販売価格を改定すると発表した。5月21日出荷分から、1d当たり5000円以上引き上げる。ソーダ灰事業の継続と、国産ソーダ灰を安定供給するため。
 同社は2005年3月にも、販売価格を1d当たり4000円以上引き上げ、取引先にはおおむね了解を得ているという。しかし、その後も原料塩価格が上昇し、重油を中心とする燃料価格の高値推移がユーティリティーコストの増加や、用船料など物流費の上昇も余儀なくされているという。

会社概要を発表
5月1日発足へ 「AGCグラスプロダクツ」(2007 4/22)

 旭硝子は同社板ガラスカンパニーの建築用加工ガラス部門、旭硝子建材販売、エイ・ジー・シーアックスが合併し5月1日に発足する「AGCグラスプロダクツ株式会社」の概要を発表した。同社グループの建築用加工ガラス事業の開発・製造・営業まですべての事業を一体運営する。
 東京都千代田区に本社を置き、資本金は10億3000万円。旭硝子が100%出資する。代表取締役には市川公一旭硝子板ガラスカンパニー日本・アジア本部日本事業部長が就任する。取締役はほかに3人。

第10回板ガラスフォーラム
6月14・15日 東京・京王プラザホテル(2007 4/22)

 板ガラスのメーカー、流通、二次メーカーなど業界8団体が一堂に集い、現在の問題点と今後の展望を語り合う「第10回板ガラスフォーラム」が6月14、15日の2日間、東京・新宿の京王プラザホテルで開催される。今回は第10回とあって、充実した企画となっている。
 15日の市場動向セミナーは、高層ビル建築で注目を集めているユニタイズ(ガラスとサッシのユニット工法)について、海外事情にも精通する講師を招いて開催する。テーマは「ガラス+サッシ↓窓への変化」。

出荷2ヵ月連続減
板ガラス1月 建築合わせ増11ヵ月続く〈板硝子協会〉
(2007 4/22)

 板硝子協会(門松正宏会長)は4月1日、2007年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は前年同月より4カ月連続で増加したものの、出荷は2カ月連続で減少した。合わせガラスの生産は14カ月ぶりに減少した。出荷は4カ月連続の増加だった。強化ガラスの生産は10カ月ぶりに減少、出荷は2カ月ぶりに増加した。複層ガラスの生産は9カ月連続の増加、出荷も増加した。

ロシアに世界最大製造窯 板ガラス日産1000d
4基目 09年から量産開始〈旭硝子〉(2007 4/1)

 旭硝子(東京都千代田区、門松正宏社長)はロシアで、フロートガラス製造窯を増設する。ロシアでの需要拡大に対応するため。生産能力が日産1000dの世界最大の製造窯で、投資金額は約1億3500百万ユーロ(約210億円)。同社グループのロシアでの4基目の窯で、今年6月までに着工し、2009年初めの量産開始を目指す。既存の3窯の生産能力は日産1700dのため、一挙に59%伸びて、日産2700dになる。

吸収分割契約を締結
国内建築加工ガラス再編〈旭硝子〉(2007 4/1)

 旭硝子は3月15日、国内建築加工ガラス事業の販売・管理部門をエイ・ジー・シーアックス(東京都千代田区、原田伸一社長)に承継させる吸収分割契約を締結した。エイ・ジー・シーアックスは同社の100%子会社で、建築加工ガラスを製造している。同社は1月18日に、国内建築ガラス事業の販売・管理部門を分社化すると発表していた。

「ガラス工事」を追加
工事見積もり明確化へ 施工条件・範囲リストに(2007 4/1)

 建設生産システム合理化推進協議会は2007年3月13日付で「施工条件・範囲リスト」(標準モデル)に、機械土工事、建築根切り工事、塗装工事とともに「ガラス工事」の追加を決めた。「総合工事業者・専門工事業者間の工事見積もり条件の明確化」はガラス工事業界の長年の課題だった。今回の「ガラス工事」の追加によって、見積もりの適正化に向かうことは確実との声が高い。

セラミック印刷し熱処理 デザインガラス「セラシSルエ」発売
デザインに安全性〈日本板硝子〉(2007 3/18)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は、フロート板ガラスにセラミック塗料をシルクスクリーン印刷し、加熱焼成したデザインガラス「セラシルエ」を発売した。板ガラスに印刷した色やデザイン柄は、強い日差しを和らげるとともに、自然な光や色の美しさを室内にもたらし、視線を遮へいして、シルエットを映し出す。同じ厚さの単板ガラスと比べ、耐風圧強度、耐衝撃強度、耐熱割れ強度に優れる。標準色は11色。標準柄は7パターン。

出資取引店を統合
東関東と東北で再編〈日本板硝子〉(2007 3/18)

 日本板硝子は3月9日、東関東地域と東北地域の同社出資取引店それぞれ2社を合併すると発表。経営の合理化と、新しい効率的な地域戦略を展開するため。いずれも合併期日は2007年4月1日。東関東は日本板硝子千葉販売と日本板硝子茨城販売を合併し新会社「日本板硝子東関東販売株式会社」を設立する。東北では東北日本板硝子と野崎ガラスセンターを合併し新会社「日本板硝子東北株式会社」を設立する。

建築費が上昇傾向 資材価格は明暗分ける
マンション・戸建て軸に ガラスは底ばい続く(2007 3/4)

 2007年2月発表の建設物価建築費指数によると、集合住宅、事務所、工場、個人住宅など主要な建物種類で、2006年の初めを底に工事原価、純工事費ともわずかではあるが上昇に転じた。主要建設資材については、建築、設備工事向けの出荷好調や減産を背景に異形棒鋼、H形鋼、セメント製品などに引き締まり感が見られるものの、建築用ガラス・ガラス製品の価格は、1995年を100として、2004年に72.0まで下がり、その後底ばい低迷のまま変動は見られない。他の資材に比較しても指数の下落ぶりが際立つ。

「まどまど」大口採用
名鉄グランドホテル 107室の窓に〈旭硝子〉(2007 3/4)

「まどまど」を設置した部屋

 旭硝子(門松正宏社長)の内窓ユニット「インナーウインドまどまど」が3月1日にリニューアルオープンした名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)に採用された。受注数量は112セットで、総合シティーホテルでは初の大口採用になった。
 名鉄グランドホテルは243室あり、「インナーウインドまどまど」を設置したのはJR名古屋駅側客室と東側ジュニアスイート1室の計107室。JR名古屋駅側客室の遮音性の向上、リフォームの際の施工性、商品自体の断熱機能、赤外線カット機能を持つ合わせガラスを使用したことによって省エネ効果を実現できることが評価された。ガラス工事はAGC硝子建材中部支社が担当した。

滋賀県立大と包括協定
ガラス工学の研究など〈日本電気硝子〉(2007 3/4)

 日本電気硝子(井筒雄三社長)と滋賀県立大学(曽我直弘理事長)は2月9日、産学連携の協力推進のため包括協定を締結した。ガラス工学についての研究・教育や技術力について、おのおのが持っている知的資源、人的資源の交流・活用を通して、新しい幅広い協力関係を円滑に進めるとともに産業の発展と学術の振興を推進する。協定の期間は2010年3月31日までで、更新は可能。

エコガラスニューズレター 既築の住宅で認知向上へ
第1回は「エコガラス」って何〈板硝子協会〉(2007 2/18)

 板硝子協会(門松正宏会長)はLow─E複層ガラス「エコガラス」が持つ特長について広く報道機関に理解してもらうため、「エコガラスニューズレター」を発信・配布する。「エコガラス」は最近の新築住宅では採用率が高まっているものの、既築住宅の居住者の認知度や普及率は芳しくないのが実情。同協会では特に既築住宅に住む人に「エコガラス」を理解してもらい、家庭から「エコ」活動を進めてもらうきっかけにしたい考え。このほど第1回を発行し、「エコガラス」の機能概要をまとめた。年間4回発信する予定。

「エコガラスニューズレター」

鹿児島に2度目
防災ガラス263平方b寄贈〈旭硝子〉(2007 2/18)

目録を手渡す

 旭硝子(門松正宏社長)は2月8日、鹿児島市立桜島中学校に防災合わせガラスを寄贈した。「ガラスパワーキャンペーン」の一環。既に今年1月、鹿児島市の指定避難場所である同校体育館のガラスすべての防災合わせガラスへの交換は済ませている。施工した防災合わせガラスは計263平方b。
 贈呈式は、森博幸鹿児島市長に防災ガラス寄贈目録を渡した。森市長に防災ガラスをかなづちで打ち付けてもらい、性能を確かめてもらった。
 鹿児島県のクリック総数は全国トップで、既に3件目の寄贈先も決まっている。

「窓の宅配便」参画呼び掛ける 第50回マネジメント・スクール
売り方工夫し生き残りを〈中部セントラル会〉(2007 2/4)

 中部セントラル会(板倉四郎会長)は1月24日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで50回目となる「新春セントラル・マネジメント・スクール」を開催した。板倉会長は「われわれはせっかくいい商品を持っているのだから、売る方法を考えなくてはいけない」とあいさつ。中村セントラル硝子社長は「亥(い)年は株式の世界では値固めの年といわれる。われわれもしっかりと地固めをして発展したい」とあいさつした。

「窓の宅配便」への参画を呼び掛け、名古屋支店メンバーを紹介する硯川豊セントラル硝子常務(手前)

さらなるイノベーション
期待されるガラス〈ガラス産業連合会〉(2007 2/4)

 板硝子協会などガラス関連6団体が加盟するガラス産業連合会(門松正宏会長)は1月23日、東京都千代田区の東京會舘で合同新年会を開催。照井恵光経済産業省製造産業局次長のほか、同省の関係担当官、学会、関連団体などから多数の来賓を招いた。門松会長は「ガラスは安全で素晴らしい材料。ガラス産業にはさらなるイノベーションが期待されている」とあいさつした。

国内建築加工ガラス再編 「AGCグラスプロダクツ」 今年5月1日に3社を統合〈旭硝子〉(2007 1/28)

 旭硝子(門松正宏社長)は1月18日、国内建築加工ガラス事業の再編を決めた。販売・管理部門を分割し、5月1日に同社100%子会社で建築加工ガラスを製造するエイ・ジー・シーアックス(東京都千代田区、原田伸一社長)に承継させる。エイ・ジー・シーアックスは同日付で旭硝子100%子会社で建築加工ガラスを販売する旭硝子建材販売(千代田区、浅沼光一社長)と合併、社名を「AGCグラスプロダクツ株式会社」に変更し、国内建築加工ガラス事業を一体運営する。新会社の社長には市川公一旭硝子板ガラスカンパニー日本・アジア本部日本事業部長の就任が内定している。

窓リフォーム開始
「窓の宅配便」〈セントラル硝子〉(2007 1/28)

「窓の宅配便」ロゴマーク

 セントラル硝子は窓のリフォームサービス「窓の宅配便」(組織呼称)を開始する。組織の名称はCRP会(セントラル・リフォーム・パートナーズ=Central Reform Partners)。同社とのパートナーシップの下、リフォーム需要の獲得を目指す。消費者が安心できる窓リフォームサービスを提供し、エコガラスなど高機能商品の普及を積極的に促進することで、快適かつ安全、環境に優しい住環境づくりに貢献する。現在会員を募集しており、2月に全国七会場で発足式を順次開催しスタートする。

板ガラス 機能ガラス 順調な出荷
エコガラス隊活動へ〈板硝子協会〉(2007 1/28)

 板硝子協会(門松正宏会長)は1月23日、東京都千代田区の東京會舘で合同委員会を開催。門松会長は「地球環境の保護や安全・安心の確保といった大きな社会的課題に、板ガラス業界としてどう取り組んでいくべきか。他業界、他団体と連携を深め、着実な取り組みを進めていきたい」と述べた。

グローバル運営体制 4月からピルキントン社と板ガラス事業を一体化〈日本板硝子〉(2007 1/21)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は1月15日、4月1日からグローバル運営体制に移行すると発表した。同社と英ピルキントン社との統合の成果を最大限に創出し、スムーズなグローバル運営を進めるため。「グローバル板ガラス事業部門(グローバル・フラットグラス・ビジネス)」を新設し、両社の板ガラス事業部門(建築用板ガラス分野と自動車用板ガラス分野)を組織的に一体化させる。グローバルな本社部門として「グループ本社部門(グローバル・ヘッドクオータ)」を新設し、両社のグループ本社機構としての役割を所管する。

出荷6ヵ月連続増
板ガラス06年10月 建築用合わせ55.8%伸び〈板硝子協会〉(2007 1/21)

 板硝子協会(門松正宏会長)は1月1日、2006年10月の板ガラスの生産・出荷動向を発表した。板ガラスの出荷は291万5000換算箱、同0.2%増と6カ月連続の増加だった。
 合わせガラスの出荷は154万8000平方b、同9.2%増と再び増加した。うち建築用は20万1000平方b、同55.8%増と8カ月連続で増加した。強化ガラスの出荷は331万2000平方b、同6.2%増となった。
 複層ガラスの生産は出荷は153万5000平方b、同8.5%増だった。

課題は安全とリサイクル 防災と環境問題 価値生み出す競争を
2007年板ガラス業界 責任ある配送と施工
〈関西流通合同新年会〉(2007 1/7・14)

 景気回復が戦後最長を更新したとの政府見解が聞かれる中、ガラス業界の好況感は依然として薄い。とりわけ関西ではその傾向が強いといわれる。とはいえ、環境問題、防災への世間一般の意識が高まる中、リサイクルや安全といったものが経済再生への突破口になり得ることはガラス業界も同じだろう。関西板硝子卸商業組合(杉山洋一理事長)、関西板硝子工事協同組合(横尾道男理事長)、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)近畿地区本部(南正助本部長)の3団体は1月9日、大阪市北区の新阪急ホテルで合同の新年互礼会を開催。国内外の板ガラスメーカー、ガラス加工メーカー、大阪府鏡工業協同組合代表らを来賓に迎え、127人が出席した。

光で表情が劇的変化
GB2品種 自然の静寂をアート〈日本電気硝子〉(2007 1/7・14)

 日本電気硝子はこのほど、光の方向で表情が劇的に変化する「ダイクロマティックガラスブロック」と、自然界の静寂を思わせる「アートガラスブロック」のガラスブロック2品種を発売した。「ダイクロマティックガラスブロック」は4色、「アートガラスブロック」は2柄。サイズはどちらも縦145×横145×厚み95_。
「ダイクロマティック」は光を手前から当てたとき、光が向こう側から当ったとき、光を受ける角度や光の強弱で全く異なる表情に変化する。オーロラのような新感覚のつや色が朝、日中、夜へと移ろう。色はエメラルド、コーラル、サファイア、オパールがある。

 

堰uダイクロマティックガラスブロック」「アートガラスブロック」

純利益410億円に
06年12月期 特別損失を追加〈旭硝子〉(2007 1/7・14)

 旭硝子は昨年12月21日、中国でブラウン管(CRT)ガラスを製造・販売する子会社の上海旭電子玻璃有限公司の全持ち分を譲渡して合弁を解消することを決めた。今年3月末には譲渡が完了する予定。
 同社はCRTガラス事業の収益を改善するため、これまで日本国内、インドネシア、台湾で生産から撤退、シンガポール、タイ、韓国、中国の各生産拠点でも生産能力を削減してきた。テレビやパソコンなどのディスプレー分野ではCRTからフラットパネルディスプレーへのシフトが加速しており、CRTガラスについては今後も需要減少が見込まれる。そのため、CRTガラス事業の市場戦略を大幅に見直し、上海旭電子玻璃の全持ち分40%を合弁先の上海広電電子有限公司に譲渡する。譲渡価額は40j。

「INGLASS」発売 住宅用内装ガラス
デザイン機能を室内へ 「いいまどショップ」で発売〈旭硝子〉
(2006 12/24)

 旭硝子(門松正宏社長)は、住宅内装市場をターゲットにした内装ガラス商品シリーズ「INGLASS(イングラス)」の販売を2007年1月から開始する。第一弾商品として4品種を同社の住宅窓の販売チャンネル「いいまどショップ」を窓口に発売する。今後住宅向けに内装ガラスの能動的な需要開拓を進める意向で、商品の拡充を図り、3年後の売り上げ目標は5億円。

「リアリティアセレクション」施工例


 

デザインガラス「プレミンディーシー」

「AGC」ブランドに統一
07年9月から グループ社名も〈旭硝子〉(2006 12/24)

 旭硝子は創立百周年を迎える2007年9月を機に、グループ・ブランドを「AGC(エイ・ジー・シー)」に統一する。新しいブランド・ロゴを採用するほか、海外を含むグループ各社の社名を「AGC」を冠する社名に変更する。
 自動車用ガラス分野は既にブランド統一を実施しているが、建築用板ガラスの分野は、欧州では「グラバーベル」、北米では「AFG」をブランドとしてきた。買収当時のオリジナルブランドを地域ブランドとして使用するなど、事業分野によって対応が異なっていた。グループ・ブランドを一本化することで、幅広い分野を持つ同社の事業形態を「AGCグループ」として分かりやすくすると同時に、グループ従業員5万7000人の一体化を高める。

新しいブランド・ロゴ

 

板ガラス価格改定
来年1月から〈旭硝子〉(2006 12/24)

  旭硝子は来年1月から建築用板ガラスの販売価格を改定する。今年6月1日受注分から販売価格を高硫黄C重油(HSC)価格に連動させる「燃料チャージ制」を導入しており、半期ごとに改定することを発表していた。
「燃料チャージ」はHSCのチャンピオン価格(新日本石油と王子製紙の契約価格)と連動する。

出資特約店8社を統合 巨大流通販社が誕生
07年1月から 「AGC硝子建材」〈旭硝子〉(2006 11/12・19)

 旭硝子(門松正宏社長)は国内板ガラス事業の製造・販売・施工を行う100%出資特約店8社を2007年1月1日付で統合する。新会社の名称は「AGC硝子建材株式会社」。初年度売り上げ目標400億円、社員数700人の巨大板ガラス・建材流通企業が誕生する。同時に旭硝子ビル建材エンジンニアリングと旭硝子インテリアスペースの2社も「AGC硝子建材エンジニアリング株式会社」として統合する。これら統合によって、コストダウンの実現、シナジーによる最適経営、人的・資金的な選択と集中を目指す。

山形の鈴川小体育館に
防災ガラス200平方b施工〈旭硝子〉(2006 11/12・19)

ガラスパワーキャンペーン寄贈第1号


 旭硝子は2005年10月から展開している「ガラスパワーキャンペーン」の一環、防災ガラス寄贈の第一号に決まった山形市の山形市立鈴川小学校(笹原道有校長)の体育館で11月15日、寄贈式を開催。大場登山形市教育委員会教育長、笹原校長、同校児童、寄贈側の旭硝子からは武田雅弘ガラスパワーキャンペーン事務局長、地元のガラス卸店が出席した。

体育館入り口にガラスをはめ込んだ

ロゴマーク無償使用
エコガラスキャンペーン 工務店にも開放〈板硝子協会〉
(2006 11/12・19)

 板硝子協会(門松正宏会長)は11月10日から、工務店など消費者に近い立場で活動する住宅建築関連業者に無償で「エコガラス」のロゴマークの使用を認めることにした。エコガラス(Low─E複層ガラス)を取り扱う流通業者には6月から許可している。
 同協会は「エコガラスキャンペーン」を4月7日から開始。約半年が経過して、既にエコガラスを導入している、あるいは導入の予定がある住宅建築関連業者から、ロゴマーク使用の要望が多くなっていた。

1300社超える出展 グラステック2006
NC化さらに進む 切断・研磨・複層ライン(2006 11/5)

 板ガラス・瓶など、世界の最新加工情報を発信する「第19回国際ガラス製造・加工機材展」(グラステック)がドイツ・デュッセルドルフの見本市会場で、10月24日から5日間開催された。板ガラスの切断、研磨などのNC加工機、複層ガラス、強化ガラス、合わせガラスの製造ラインの関連設備、エッチング、パターンガラスなど装飾ガラス、強化ドアガラスの建築金物など、出展は46カ国、1300社を超えた。日本からは坂東機工、旭グラス・マシナリーなどが出展した。展示規模は日本の建築建材展を上回り、展示を見るだけで述べ3日間を費やす。延べ5万4000人が訪れた。

 

  

左から坂東機工、リセック社、ビストロニック社の小間

液晶パネルガラス管 生産能力を増強
世界シェア30%めざす〈旭硝子〉(2006 11/5)

 旭硝子(門松正宏社長)は10月26日、液晶パネルのバックライトに使用されるガラス管の生産能力を大幅に増強すると発表した。同社100%子会社の旭テクノグラス(若村弘社長)静岡工場(静岡県吉田町)に総額110億円を投資して製造窯の増設と既存設備のラインを増強し、生産能力を月間600dに増やす。来年春までの工事完了を目指す。

 

出荷4ヵ月連続増
板ガラス8月 合わせは依然好調〈板硝子協会〉(2006 11/5)

 板硝子協会(門松正宏会長)は11月1日、8月の板ガラスの生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は228万7000換算箱、前年同月より0.1%減少し、ほぼ横ばいだった。出荷は260万4000換算箱、同1.9%増と、4カ月連続で前年同月を上回った。
 合わせガラスの生産は131万平方b、同5.6%増。出荷は134万1000平方b、同12.9%増と27カ月連続の増加となった。合わせガラスの出荷のうち建築用は19万平方b、同47.0%増と大きく増加した。強化ガラスの生産は269万8000平方b、同4..3%増で5カ月連続で増加した。出荷は287万9000平方b、同10.5%増と20カ月連続の増加となった。
 複層ガラスの生産は124万1000平方b、同3.1%増と4カ月連続の増加、出荷は135万8000平方b、同4.3%増だった。

防犯ガラス標準採用 5年間無償 24時間割れ替えも
旭硝子建材販売と共同〈積水化学工業〉(2006 10/8・15)

 積水化学工業住宅カンパニー(東郷逸郎プレジデント)東京支店は、旭硝子建材販売(花澤晴由社長)と共同で、10月1日から首都圏エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉)を対象に「防犯ガラス標準採用と24時間緊急割れ替えサービス」をスタートした。1階の居室のうち品確法の対象となるすべての窓(キッチン出窓を除く)と2階のテラス窓を防犯複層ガラスに標準化するとともに、24時間緊急割れ替えと侵入盗によって破損させられたガラスを5年間無償で取り換える。

北京五輪に建築素材
メーンスタジアムほかへ〈旭硝子〉(2006 10/8・15)

 旭硝子(門松正宏社長)は2008年8月8日に開会式を迎える北京オリンピックのメーンスタジアム「国家体育場」の屋根部分と、水泳会場「国家遊泳中心」に使用されるフッ素樹脂フィルムを受注し、供給を開始した。国家体育場では約5万平方b、国家遊泳中心では約30万平方bのフッ素樹脂フィルムが使用される。建物の特徴的な容ぼうから、国家体育場は「バーズネスト」(鳥の巣)、国家遊泳中心は「ウオーターキューブ」の愛称で呼ばれ、北京オリンピック開催に向けて建設が進んでいる。

 

フッ素樹脂フィルムが屋根部分に使用されるメーンスタジアム(右)と水泳会場

さまざまな可能性もつ提案
第13回空間デザイン・コンペティション〈日本電気硝子〉
(2006 10/8・15)

 日本電気硝子、建材社、日本硝子建材、エヌイージー建材は10月4日、4社共催で「第13回空間デザイン・コンペティション」の表彰式を東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開催。提案部門(課題=建築空間におけるガラスブロックの魅力を問う)、作品例部門(日本電気硝子製品を使用した建築物とそれらに類する用途の作品例)の入賞作十六点と選外佳作五点の計21点を表彰した。金賞は提案部門が降矢宜幸氏(明治大学)、作品例部門は曽根幸一・福田卓司・小川惇氏の「いわて県民情報交流センター」(日本設計、曽根幸一環境設計研究所、久慈設計設計共同企業体)が受賞した。

提案部門金賞

三次元光デバイス 高効率製造技術開発へ プロジェクト開始
特性向上とコスト低減〈ニューガラスフォーラム〉(2006 9/17・24)

 社団法人ニューガラスフォーラム(NGF、藤本勝司会長=日本板硝子社長)は「三次元光デバイス高効率製造技術プロジェクト」(平尾一之プロジェクトリーダー=京都大学教授)を立ち上げ、本格的に研究開発に取り組むことになった。独立行政法人産業技術総合研究所とともにNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託を受けて取り組んだ「ナノガラス技術」研究を実用的な加工技術へ発展させる。同プロジェクトキックオフを9月7日、東京都港区のニューガラスフォーラム会議室で、平尾氏のほか、三浦清貴京都大学大学院助教授、原勉浜松ホトニクス第四研究室室長、田中修平NGFつくば研究室室長ら同プロジェクトメンバーらが出席して開いた。懇親会では藤本会長がキックオフを祝ってあいさつした。

環境危機意識高まる
問題点をさらに掘り下げ〈旭硝子財団〉(2006 9/17・24)

 地球環境問題と人類の存続に関するアンケート

 旭硝子財団は9月12日、東京都千代田区の経団連会館で「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」の調査結果を報告した。15回目。地球環境への危機意識を示す「環境危機時計」では、全世界合計で昨年に比べ15分進み、9時19分となった。

全国初 山形県に防災ガラス寄贈 門松社長には感謝状
ガラスパワーキャンペーン〈旭硝子〉(2006 9/3)

門松社長(中央)から市川市長に目録を渡した

 旭硝子(門松正宏社長)は「ガラスパワーキャンペーン」開始後初となる防災ガラス寄贈が山形県に決定したことを受け8月30日、山形市役所で目録を贈った。同市からは市川昭男山形市長のほか、大場登教育委員会教育委員長、西倉喜利雄同管理課施設整備室長、佐藤稔市議会委員、旭硝子からは門松社長、大井匡之板ガラスカンパニー執行役員日本事業部長、武田雅宏日本事業部マーケティング担当部長が出席。山形県内の旭硝子特約店、大久保章宏大久保硝子店社長、五十嵐慶三竹原屋本店社長、加藤聡加藤総業社長が同席した。

営業益7%伸びる
6月中間 ガラス減益 燃料高騰が影響〈旭硝子〉(2006 9/3)

 旭硝子は8月23日、2006年6月中間期決算を発表、連結の売上高は7885億8900万円、2005年同期比8.6%増だった。ブラウン管(CRT)用ガラス市況の低調が続いたものの、薄型テレビの普及に伴い、フラットパネルディスプレー(FPD)用ガラス基板の需要が拡大した。営業利益は661億100万円、同7.0%増。経常利益は653億7300万円、同4.0%増だった。中間純利益は425億1100万円、同5.4%減。経常利益は増加したものの、主にCRT用ガラス生産設備の一部停止に伴う構造改善費用166億円を特別損失に計上したため。
 ガラス事業の売上高は3990億円、同9.3%増、営業利益は203億円、同4.8%減だった。

伊藤忠ウインドウズに34%出資 複層ガラスの製販
両社メリットを生かす〈日本板硝子〉(2006 8/20)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は8月7日、複層ガラスメーカーの伊藤忠ウインドウズ(東京都港区、木寺久仁社長)の発行済み株式の34%を伊藤忠商事(東京都港区、小林栄三社長)から取得し、今後は同社と伊藤忠ウインドウズとの業務提携を進め、複層ガラス部門で効率的な生産体制と販売体制を構築すると発表した。東京都港区にある日本板硝子本社での資本提携発表には、伊藤忠商事の野村研一生活資材・化学品カンパニー物資部長、伊藤忠ウインドウズの木寺社長、日本板硝子の谷田宗彦硝子建材カンパニー企画室長兼ロジスティック部長が出席した。

左から野村研一伊藤忠商事物資部長、木寺久仁伊藤忠ウインドウズ社長、谷田宗彦日本板硝子企画室長

チェコにフロート新窯
中欧の需要拡大に対応〈旭硝子〉(2006 8/20)

 旭硝子(門松正宏社長)は8月10日、チェコにフロートガラス製造窯を新設すると発表した。中欧の需要拡大に対応するため、約1億ユーロ(約145億円)を投資する。製造窯は今年末に着工、2008年初めには量産を開始する予定。生産能力は日産700dで、チェコでは3つ目の製造窯となる。中欧では建築産業、自動車産業が急速に拡大しており、建築用・自動車用のフロートガラスの需要は今後も年率7─8%程度の成長が予想される。

11月11日は「鏡の日」
イベントの企画を募集〈全日本鏡連合会〉(2006 8/20)

 11月11日を「鏡の日」にすることが7月25日、日本記念日協会に認められ登録された。全日本鏡連合会は鏡製品を一般消費者に認識してもらうため「鏡の日」を設けようと運動していた。11月11日を「鏡の日」としたのは、鏡は左右対称に物を映すので、11が反対に映っても11となるため。
 イベントやキャンペーンの企画提案は全日本鏡連合会あるいは東京都鏡商工業協同組合(03・3511・5256、Eメールinfo@mirror.or.jp)まで。

組合員のロゴ使用 エコガラスキャンペーン 全硝連に許可
2年後は3割認知へ(2006 7/23・30)

 板硝子協会(門松正宏会長)はこのほど、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、南正助会長)の会員に対し、「エコガラス」(Low─E複層ガラス)のロゴマーク使用を無償で認めることにした。同協会が実施している「エコガラスキャンペーン」の一環。現在は、同協会会員の旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子の三社が共通で使用している。

技術・技能の強化と伝承
モノづくり研修センター完成〈旭硝子〉(2006 7/23・30)

 旭硝子(門松正宏社長)は横浜市鶴見区の京浜工場内に、研修棟、実習棟を備えた「AGCモノづくり研修センター」を建設した。同社が積極的に取り組んでいる、技術・技能の強化とその伝承活動の一環。
 同センターは講義やパソコンの実習などを行う研修棟と、実際のガラス溶解窯やフロートバス、化学品製造設備などを設置して実技を行う実習棟を備える。理論と実践を身に付ける「実学一体教育」によって、明日の「モノづくり」をリードする人材の育成を目指している。

微生物防除剤普及めざし
セントラル硝子ほか3社 協議会設立へ(2006 7/23・30)

 セントラル硝子は7月6日、アリスタライフサイエンス(クリストファー・リチャーズ社長)、出光興産(天坊昭彦社長)、多木化学(多木隆元社長)の3社と「日本微生物防除剤協議会」を設立することで合意した。8月1日に設立総会を開き、正式に発足する。
 同協議会は微生物防除剤の普及を促進することを目的にしている。微生物防除剤は認知度が低く、年間の全農薬市場約3500億円のうち、約15億円と0.4%を占めるにとどまっている。同協議会は各地でセミナーを開催したり、パンフレットなどを作製し配布することで啓蒙(けいもう)活動を展開し、微生物防除剤市場の活性化を推し進める。

「家族が誇るガラス業」へ 世界初の技術開発
コスト引き下げ協力を(2006 7/2・9)

 5月から関東地区で合わせガラスリサイクルのテスト運用が始まり、本格的なシステムの展開が視野に入ってきた。第9回板ガラスフォーラム2日目の6月16日、「板ガラスリサイクルについて」をテーマにパネルディスカッションが行われ、板ガラスメーカー、卸、販売店、解体業者、リサイクル業者、専門家がそれぞれの立場から討議した。前半は清家剛東京大学大学院助教授と式井慶多板硝子協会リサイクルワーキンググループリーダーがプレゼンテーションを行った。

売上高は6800億円 営業益350億円
07年3月業績予想を発表〈日本板硝子〉(2006 7/2・9)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は英ピルキントン社の買収手続きが6月16日に無事完了したことを受け、2007年3月期の業績予想を発表した。それによると連結業績は、売上高が6800億円、営業利益が350億円、経常利益は250億円を見込む。

左から日本板硝子の藤本勝司社長、出原洋三会長、ピルキントン社のスチュワート・チェンバースCEO

出荷3ヵ月ぶり減
板ガラス4月 建築用合わせは35.5%増〈板硝子協会〉
(2006 7/2・9)

 板硝子協会(門松正宏会長)は7月1日、2006年4月の板ガラスの生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は210万2000換算箱、前年同月より0.8%減少し、6カ月連続で前年同月を下回った。出荷は261万換算箱、同0.1%減で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。
 合わせガラスの生産は137万8000平方b、同0.1%増。出荷は142万6000平方b、同5.5%増と23カ月連続の増加となった。出荷のうち建築用は14万9000平方b、同35.5%増。強化ガラスの生産は298万7000平方b、同1.6%増で2カ月ぶりに増加した。出荷は305万4000平方b、同3.6%増と16カ月連続の増加。
 複層ガラスの生産は108万9000平方b、同1.3%減、出荷は122万7000平方b、同3.1%増だった。

「窓断熱」優遇税制新設を
板硝子協会など5団体が政府に要望(2006 7/2・9)

 板硝子協会など開口部四団体と日本建材・住宅設備産業協会は5月から6月にかけて、経済産業省、国土交通省の主務官庁、政治団体などに「住宅の開口部断熱化促進についての要望」を陳情。京都議定書に伴う住宅の省エネだけでなく、政府が提出した「住生活基本法」に合致する既築住宅の断熱(省エネ)リフォームと併せて、室内の結露によるカビ・ダニの発生を防ぐことを強調し、窓の断熱化に対して「優遇税制(工事費の一定割合を所得税額より控除)の新設」を強く訴えている。

追い風生かし業界発展 「エコガラス」期待と課題
第9回板ガラスフォーラム(2006 6/25)

 板ガラス業界8団体共催の「第九回板ガラスフォーラム」が6月15、16日の2日間、名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスルで開催された。「サスティナブル─持続可能な社会に向けて─」をテーマに、業界関係者ら約630人が参加した。相次ぐ自然災害への対応や、省エネへの社会的要求の高まりなどに対し、高機能化が進むガラスが貢献できる分野は広がっている。16日には板ガラスリサイクルのパネルディスカッションや、防災ガラス・省エネ法改正についてのセミナーなどを開いた。

ピルキントン社買収成立
日本板硝子の完全子会社に〈日本板硝子〉(2006 6/25)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は6月16日、英ピルキントン社の買収が成立したと発表した。今年2月27日付で発表した「英国ピルキントン社の買収手続き開始について」に関連して、これまで手続き中だった「スキームオブアレンジメント」が、英国裁判所の最終認可を受け、英国時間の6月16日に買収手続きが完了した。ピルキントン社は同日上場廃止となり、同社の完全子会社となった。
 今後同社は、より高いシナジー効果を生み出し、かつ両社での一体的な事業運営を行っていくための仕組みづくりや、新しい経営ビジョン・中長期事業計画の策定と推進といった各種施策を早急に実施する。

出荷1.8%伸び 板ガラス06年1─3月
合わせ・強化・複層も増〈板硝子協会〉(2006 6/25)

 板硝子協会は6月1日、2006年1─3月の板ガラスと加工製品の生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は666万4000換算箱で、前年同期比12.3%減少した。出荷は791万9000換算箱となり、同1.9%増加した。
 合わせガラスの生産は447万2000平方b、同6.2%増、出荷は456万平方b、同4.1%増だった。強化ガラスの生産は939万2000平方b、同0.6%増、出荷は997万8000平方b、同2.7%増となった。複層ガラスの生産は298万9000平方b、同2.3%増、出荷は331万平方b、同4.9%増だった。

小池環境大臣も体感 「エコボール」で断熱性
エコガラスキャンペーン(2006 6/18)

 6月3、4日の2日間、東京・代々木公園で開催された「エコライフ・フェア2006」に、板硝子協会が今年から本格的に「エコガラス」(Low─E複層ガラス)の普及を図るエコガラスキャンペーンの目玉となる移動展示車「ガラスの森」を初めて展示した。複層ガラス、防災ガラス、防犯ガラスなど高機能ガラスの普及活動を展開している機能ガラス普及推進協議会もパネルや実物の展示でPRした。初日にはエコロジーをテーマにした藤田志穂とやまだひさしのトークプログラムにゲスト出演した小池百合子環境大臣が両展示とも見て回った。

需要拡大時期迫る
一般消費者対策が急務(2006 6/18)

 ある地区の有力ガラス店では「リフォーム業者から入る防犯ガラスの注文が増えている」という。高機能ガラスをリフォーム業者などが一般消費者にPRし、利益を抜かれたガラス・サッシ販売店は隅に追いやられた格好だ。リフォーム需要の拡大が確実視される中、省エネや防犯効果などでガラス、サッシに注目が集まっている。今後も異業種の参入などで競争が激しくなると思われ、ガラス・サッシ販売店の一般消費者対策は急務となってきた。

経営の効率化など
コーポレートガバナンス発表〈日本板硝子〉(2006 6/18)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は5月31日、同社のコーポレートガバナンス(企業統治)の状況を発表。同社はコーポレートガバナンスの充実を経営上の最重要課題の1つと位置付け、経営の公正性、透明性を確保し、株主価値の向上を図るため、「経営の効率化のスピードアップ」「取締役の経営責任の明確化と、経営(監督)と執行の分離による経営体質の強化」「経営環境の変化に機動的に対応する最適な経営体制の構築」に取り組んでいる。

電磁波吸収ガラス 無線LAN 特定周波数域だけ
「エミュレスQ」を発売〈セントラル硝子〉(2006 5/28)

 セントラル硝子はこのほど、「電磁波吸収ガラス」の開発に成功した。無線LANの特定周波数域の電磁波だけを吸収し、室内反射や外部への透過を極力抑え、かつ他の周波数域の電磁波には影響を及ぼさない。電磁波吸収ガラスは「エミュレスQ」の商品名で5月22日から発売した。

複層使用で優遇税制
06年4月─08年3月 ビル窓にエネ革税制適用(2006 5/28)

 今年4月1日から、既存建物(ビル)の窓ガラスに複層ガラスを使用すると、「エネ革税制」(エネルギー需給構造改革投資促進税制)による投資減税制度が適用されることになった。適用期間は2008年3月31日までの2年間。

全硝連復帰を決議
24年ぶり再加入へ〈愛知県板硝子商工業協同組合〉(2006 5/28)

 愛知県板硝子商工業協同組合(井伊昭紘理事長)は5月24日名古屋市で開催した定時総会で、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、南正助会長)への復帰を決め、承認した。併せて井伊理事長のほか、三副理事長の留任も決め、6月15日に名古屋で開催される全硝連の総会で正式に加盟を果たす。
 同協組は1982年、全硝連の運営方針と事務局の体質改善をめぐり全硝連執行部と意見が対立し脱退を決議した。以後は結束して独自に運営してきた。20数年が経過する中、全硝連は復帰を働き掛けてきたが、「復帰への機は熟していない」との判断から長年復帰を見送ってきた。

井伊理事長

再稼働を来春に延期 松阪工場フロート1号窯
堺工場冷修先延ばしへ〈セントラル硝子〉(2006 5/21)

 セントラル硝子は、今年7月に予定していた松阪工場(三重県松阪市)のフロート1号窯の再稼働時期を2007年春に変更する。稼働中の堺工場(堺市堺区)フロート3号窯が07年前半に冷修に入る予定だったが、冷修時期を遅らせることが可能になり、松阪工場第1製造窯の再稼働時期も延ばすことにした。

ガラス減収減益に
06年3月連結 重油高が収益に影響〈セントラル硝子〉
(2006 5/21)

 セントラル硝子は5月15日、2006年3月期連結決算を発表。売上高は1966億5100万円、2005年同期比1.3%増だった。営業利益は177億700万円、同8.3%減。建築用ガラスや化成品などの価格改定の実施や業務の効率化・合理化施策を推進してきたものの、重油や原材料価格の高騰が響いた。経常利益は189億1800円、同0.7%増と過去最高だった。支払い利息が減少し、為替差益など営業外損益が改善した。最終純利益は106億3000万円、同8.5%減。
 ガラス事業の売上高は1166億2200万円、同3.8%減、営業利益は27億3300万円、同50.7%減。建築用ガラスは断熱や防犯など、窓の高機能化が進み、複層ガラス、防犯ガラス、合わせガラスなど機能商品の普及は進んだものの、普及の伸展に伴う市場価格の軟化や競争の激化などの影響を受けたことに加え、取扱商品の圧縮を進めたため売り上げが減少した。

ガラスは増収も減益
06年1─3月 重油価格の高騰が響く〈旭硝子〉(2006 5/21)

 旭硝子(門松正宏社長)は5月11日、2006年1─3月の連結業績を発表した。売上高は05年同期比9.3%増の3918億5700万円、営業利益は同0.5%減の322億1900万円、経常利益は同4.0%減の323億6300万円、純利益は同7.7%減の213億4200万円だった。エネルギーや各種素材の価格高騰によるコスト上昇圧力、クロールアルカリ製品市況の軟化、ブラウン管(CRT)用ガラスの需要減少などの影響を受けた一方、フラットパネルディスプレー(FPD)用ガラス基板の事業伸長と、ガラス事業や化学事業での高付加価値品の販売拡大に努めた。
 ガラス事業は売上高は同13.8%増の2005億円と増加したものの、営業利益は逆に同2.5%減の94億円と減少した。

ゼロエミッション
国内の全事業所で達成〈日本板硝子〉(2006 5/21)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は2005年度下期(05年10月─06年3月)時点で、国内全事業所でゼロエミッション(廃棄物発生量のうち、埋め立て、単純焼却による廃棄をほぼゼロに近づけること)を達成した。これは板ガラス製造業界で初めて。
 同社は1997年から環境方針を定め、事業活動の中での全社的な地球環境保全活動を行ってきた。その中で2006年度までにゼロエミッションを全社で達成することを目標としてきた。02年には板ガラス製造業の事業所単位としては初めて、京都事業所、筑波事業所でゼロエミッションを達成した。

ガラス・サッシに省エネ等級 6月から☆印表示
板協・サッシ協など4団体(2006 5/7・14)

ポスター

 4月1日からの省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の改正を受けて、全国複層硝子工業会と板硝子協会は複層ガラスの省エネ等級表示を6月1日から実施する。サッシ・ドアについても同様に日本サッシ協会と日本鋼製軽量ドア協議会が等級表示を実施する。今後は建物に使用されるガラス・サッシ・ドアには☆印の等級表示シールを張り付けることになり、民生部門の建物の省エネ普及に一層拍車が掛かると注目される。

英に統合推進本部
ピルキントン社統合へ〈日本板硝子〉(2006 5/7・14)

 日本板硝子は5月1日、英国ロンドンに「ロンドン統合推進本部」を設置。英ピルキントン社との統合をスムーズに、迅速に図り、統合シナジーを最大限に創造するため。同本部は阿部友昭副会長が担当する。同本部内には「グローバル経営企画部」「グローバルコミュニケーション部」「グローバルシナジー創造部」を置く。グローバル化の進展に対応した監査機能の強化、内部統制システムの体制構築、整備に対応するため、ゼネラルスタッフ部門内には「監査部」を新設した。 

宝石感覚のGB
究極の美を追求した6色〈日本電気硝子〉(2006 5/7・14)

 日本電気硝子(大津市、井筒雄三社長)は5月1日、ガラスブロック・カラーシリーズの集大成として、究極の美を追求した「トレジャーカラー」シリーズを発売した。内面に微妙な凹凸形状を持つ「たまゆら」模様に、特殊なカラーコーティングと表面処理を施した、全く新しいカラーブロック。
 ガラスブロックの内面を特殊な塗料で着色、外面は特殊な表面処理によって美しい色調と優雅な光の反射を実現した、宝石感覚のガラスブロック。レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープルの6色がある。

板ガラス 15%価格引き上げ 3メーカー改定へ
日本板硝子6月1日・セントラル5月22日出荷分から(2006 4/23)

 日本板硝子は4月10日、セントラル硝子は同20日、主に建築分野で使用される板ガラス製品の価格改定を発表した。日本板硝子は板ガラス製品の価格を6月1日出荷分から引き上げる。引き上げ幅は、板ガラスが15%、複層ガラス、強化ガラス、合わせガラス、鏡の各製品は8─10%。原燃料・副資材のコストアップに伴うもの。セントラル硝子は5月22日出荷分から板ガラスで平均15%、鏡、複層ガラス、合わせガラスなど加工ガラスで平均10%販売価格を引き上げる。原燃料購入価格の高騰が理由。既に旭硝子は3月31日、6月受注分からの価格改定を発表しており、これで国内板ガラスメーカー3社の値上げが出そろった。

エコガラスキャンペーン
Low─E複層ガラス普及へ メーカー3社共同(2006 4/23)

 普及が遅れていたLow─E複層ガラスの認知拡大を目指し、板ガラスメーカー3社が共同で「エコガラス」として本格的に宣伝活動をすることになった。期間は2年間。板硝子協会(門松正宏会長)を窓口として、「エコガラス」のロゴマーク制定、専用ウェブサイトの開設、パンフレットの配布のほか、宣伝用の特別仕様車を走らせる。対象は一般消費者で、「窓ガラスにエコガラスを使うと、CO2排出量の削減になる」と訴えていく。

「エコガラス」のロゴマーク

ガラス割りが7割超
侵入被害開口部を調査〈旭化成ホームズ〉(2006 4/23)

 旭化成ホームズ(東京都新宿区)のロングライフ研究所(熊野勲所長)は山本俊哉明治大学理工学部助教授と共同で、同社供給建物の修理依頼記録から侵入被害の実態を調べた「戸建て住宅の侵入被害開口部に関する実態調査」の結果を発表した。調査結果によると、侵入被害を受けた開口部の場所は九割が1階、被害の7割以上がガラス割りによるものだった。残りの半分以上が開いていた窓と推測され、面格子を壊されるなどの被害に遭っていた。

板ガラス価格を改定 6月受注分から
建築用10─15%引き上げ  「燃料チャージ制」を導入〈旭硝子〉(2006 4/9・16)

 旭硝子(門松正宏社長)は3月31日、建築用板ガラスの販売価格を6月1日受注分から10─15%引き上げると発表した。販売価格を高硫黄C重油(HSC)価格に連動させる「燃料チャージ制」を導入する。複層ガラス、合わせガラスなど建築用加工ガラス製品には導入しない。「燃料チャージ」はHSCのチャンピオン価格(新日本石油と王子製紙の契約価格)と連動し、半期ごとに改定する。

5月8日試験運用開始
建築用合わせガラスリサイクル(2006 4/9・16)

 板ガラス業界では5月8日、建築用合わせガラスに限りリサイクルシステムのテスト運用がスタートする。対象地区は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城の1都4県。参加業者は全国板硝子卸商業組合連合会、全国板硝子商工協同組合連合会の各会員事業所。販売店が不良合わせガラスを卸店に持ち込み、卸店がメーカー各社の流通拠点に集め、旭硝子の鹿島工場で中間膜(PVB)とガラスに分離、ガラスだけがフロート窯に戻される。12月末までに本格的な運用を確立させる意向だ。これまで産業廃棄物として処理されていた合わせガラスがリサイクルされ、元のガラスに戻ることになる。

出荷2ヵ月連続減
板ガラス06年1月 合わせ・強化は出荷好調〈板硝子協会〉
(2006 4/9・16)

 板硝子協会は4月1日、2006年1月の板ガラス需給動向を発表。
 板ガラスの出荷は252万5000換算箱、2005年同月比0.3%減。うち普通板・型板ガラスの出荷は26万換算箱、同5.9%減だった。フロート板・磨き板ガラスの出荷は226万5000換算箱、同0.4%増と微増した。
 安全ガラスの出荷は429万6000平方b、同0.9%増。うち合わせガラスの出荷は134万平方b、同0.6%増、強化ガラスの出荷は295万6000平方b、同1.1%増。複層ガラスの出荷は109万2000平方b、同2.6%増だった。

先進性富む企業へ 開発・技術でシナジー
ピルキントン買収 経緯と成立後を説明  ひのまるチェーン全国ゼミで(2006 3/19)

藤本日本板硝子社長

 日本板硝子、ひのまる会後援、ひのまるチェーン主催第21回全国ゼミナールが3月9、10日の2日間、横浜市西区のパンパシフィックホテル横浜で開催され、全国から400人が参集した。日本板硝子は「専門武装化により、個性化経営を実現しよう」の理念で、販売店の経営改革を推進するため独自のチェーン店展開を図り、研修会などを通じ自己研さんを図る場を提供してきた。藤本勝司日本板硝子社長は先般発表した英ピルキントン社買収の目的と経緯について説明するとともに、「目下原燃料の高騰など業界は依然厳しい環境にある。当社も変化を先取りし既成概念にとらわれない経営を進めるが、皆さまにご無理をお願いする局面もあろうかと思う」と今後の価格動静への理解と協力を求めた。

鏡製品すべて無鉛化
4月3日出荷分から〈セントラル硝子〉(2006 3/19)

 セントラル硝子は4月3日出荷分から、すべての鏡製品を無鉛化する。今年7月から、EU(欧州連合)で電気製品に有害な化学物質の使用が規制されるなど、環境に優しい製品のニーズが急速に高まることが予想される。同社は昨年8月には銀の裏止め塗料に鉛成分を含まない環境に優しい鏡「ミエミラークリーン」を発売。そのほかの鏡を含めて、すべての鏡を無鉛化することを発表していた。同社の鏡製品は無鉛鏡「ミエミラークリーン」、特性耐食無鉛鏡「ミエミラー・デラックス」、耐食無鉛鏡「ミエミラーエコ」、浴室用親水防曇鏡「ミエミラー・アクアビュー」の4製品。

ピルキントンを買収 売上7600億円企業へ
板ガラスは世界トップ級 買収総額は3585億円〈日本板硝子〉(2006 3/5)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は2月27日、同日開催の取締役会で、英国ガラスメーカー大手のピルキントン社(セントへレンズ)の買収手続き開始を決定したと発表した。全株式を現金で取得し、完全子会社化する。同社は既に約20%の株式を保有している。英国の法制度に基づく公表も同日(現地時間)英国で行った。ピルキントン社買収後の同社グループ売上高は約7600億円に達する見通し。板ガラス分野では世界シェアトップクラス(同社推定)となる。同社は規模の経済と技術融合によって、コスト・品質・サービスのあらゆる面で真のグローバルプレーヤーを目指す。買収は友好的なもので、ピルキントン社取締役会の了解・賛同を得ており、ピルキントン社経営陣は継続して経営に参画していく。

無鉛の環境配慮型鏡
ホルムアルデヒド無発生〈旭硝子〉(2006 3/5)

 旭硝子(門松正宏社長)は鉛成分を全く使用しない、環境に優しい鏡「サンミラーZ」の開発に成功した。4月1日から発売する。裏面の塗料に鉛化合物を使用しないだけでなく、裏面塗料からホルムアルデヒドが発生することがない、環境配慮型の鏡。鏡面の腐食の原因となる水分、薬品に対する耐久性にも優れる。「サンミラーZ」の5_厚品の参考材料価格は1平方b当たり1万3230円。

ガラス緊急サービス
旭硝子建材販売と提携〈大和ハウス工業〉(2006 3/5)

 大和ハウス工業(大阪市北区、村上健治社長)は3月1日から戸建て住宅、集合住宅(低層賃貸住宅)で、旭硝子建材販売(東京都千代田区、花澤晴由社長)が提供するガラスの24時間緊急割れ替え対応サービス「旭硝子ガラスの救急車」を採用する。緊急を要するガラス破損メンテナンスへの全国一律、365日、24時間受け付けはプレハブ住宅メーカー初。

全地域で原燃料高 建築用ガラスに影響大
〈旭硝子〉(2006 2/19)

 旭硝子(門松正宏社長)の2005年12月期連結業績は、売上高1兆5267億円(04年同期比3.5%増)、営業利益1182億円(同15.2%減)、最終純利益600億円(同23.3%減)の増収減益となった。すべての事業で、特に建築用ガラスは全地域で原燃材料の大幅な価格高騰の影響を受けた。自動車用ガラスは自動車生産台数の増加に伴い堅調に推移。CRT(ブラウン管)用ガラスは需要が低迷し、販売数量、価格とも大幅に落ち込む一方、液晶用ガラス基板とPDP(プラズマディスプレーパネル)用ガラス基板は引き続き販売が好調。門松社長は板ガラス事業について原燃材料の高騰に対し、ベンチマーキング(各製造拠点の生産性分析と最適な製造プロセスの共有化)を通じたコスト削減とともに「値戻しの取り組みが必要であり、引き続き販売価格の是正を進めたい」と見解を述べた。

買収防衛策を導入
目的など情報提供求める〈セントラル硝子〉(2006 2/19)

 セントラル硝子は2月13日、同社株式の大規模買い付け行為への対応策を決定。事前警告型の買収防衛策を導入する。大規模買い付け者には買い付け行為の前に、同社に十分な情報を提供することを求める。大規模買い付け行為の内容を評価するための期間も要求。大規模買い付け者が要求に応じない場合は新株発行または新株予約権の発行で対抗する。取締役会は社外監査役3人で構成する特別委員会の勧告や外部専門家の助言を得て、提供された情報を検討する。大規模買い付け者が要求に応じない場合に発行する新株予約権は5億5000万株を上限とする。

透過光の拡散効果
「ツインカーボ」サイン用(2006 2/19)

 旭硝子(門松正宏社長)はポリカーボネートシート「ツインカーボ」の新商品「ツインカーボサインオパール」を発売する。内照看板や照明カバー向けとして透過光の拡散効果を持たせたサイン用オパール色の「ツインカーボ」。乳半色と比べ光源の拡散効果がアップし、リブが見えにくい。従来品同様に両面耐候コーティングを施し、屋外でも長く使用できる。昨年9月に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第47回サイン&ディスプレイショウ」に参考商品として出展し、好評だった。

            

施工例(下はアップ写真)

わずか2_の中空層 薄型Low─E複層  ガス入り
商品名は「窓ンナ」〈セントラル硝子〉(2006 2/12)

 セントラル硝子は今使っているサッシを使用しながら、冷え冷え感、結露を解消する、中空層わずか2_の特殊ガス入り薄型Low─E複層ガラスを発売した。防犯合わせガラスを組み合わせた防犯タイプもある。昨年11月末から販売しており、主に窓ガラスのリフォーム需要をターゲットに名古屋以西の西日本地域で販売を進める。

出荷2ヵ月連続増
板ガラス05年11月 合わせ増加は18ヵ月連続〈板硝子協会〉(2006 2/12)

 板硝子協会(門松正宏会長)は2月1日、2005年11月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。
 板ガラスの出荷は286万8000換算箱、同1.7%増加。板ガラスのうち普通板・型板ガラスの出荷は30万3000換算箱、同8.6%減。フロート板・磨き板ガラスの出荷は256万5000換算箱、同3.1%増だった。合わせガラスの出荷は151万4000平方b、同9.2%増だった。強化ガラスの出荷は334万平方b、同7.6%増だった。
 複層ガラスの出荷は138万8000平方b、同53.7%増となった。複層ガラスは2005年1月から調査対象の見直しがあり、時系列補正係数(1.305)で数値を補正すると、17.8%増となる。

原燃料コスト影響
05年4─12月 営業利益大幅に減少〈日本板硝子〉(2006 2/5)

 日本板硝子は1月27日、2005年4─12月の連結業績を発表した。売上高は1910億7300万円、2004年同期比1.4%減、営業利益は69億8000万円、同26.3%減、経常利益は88億5500万円、同17.5%減、純利益は57億8500万円、同5.3%減だった。
 2006年3月通期の売上高は2650億円、経常利益は100億円、最終純利益は65億円を見込む。

「ひかりかべ」最優秀 あいち木造住宅耐震補強技術コンペ
高耐震、デザイン性評価〈旭硝子〉(2006 2/5)

 旭硝子(門松正宏社長)の住宅用透光型耐力壁「ひかりかべ」が「あいち木造住宅耐震補強技術コンペ」で最優秀賞を受賞した。愛知建築地震災害軽減システム研究協議会の主催で、58件の応募があった。同社は岐阜森林文化アカデミーと共同で「ひかりかべ」による耐震化改修を提案した。

高機能品普及が社会貢献 板ガラス出荷順調
複層・防犯の拡大顕著 リサイクル開始へ
〈板硝子協会合同委員会〉(2006 1/29)

 板硝子協会(門松正宏会長)は1月24日、東京都千代田区の東京會舘で合同委員会を開催。門松会長は「板ガラス業界は今、地球環境保護、防犯・防災という大きな社会的課題にどう対応できるかが求められている。そうした中、省エネ、防犯とガラスなどの高機能商品が顕著な伸びを示しており、一層の普及が社会貢献につながるものと思っている」と述べ、高機能ガラス普及の重要性を強調した。

夢ある素材育てよう
ガラス産業連合会が新年会(2006 1/29)

 板硝子協会などガラス関連6団体が加盟するガラス産業連合会(門松正宏会長)は1月24日、東京都千代田区の東京會舘で合同新年会を開催。450人が参加した。来賓に石毛博行経済産業省製造産業局長のほか、同省の関係担当官ら多数を招いた。
 日本硝子製品工業会、板硝子協会、硝子繊維協会、ニューガラスフォーラム、電気硝子工業会、日本ガラスびん協会の加盟六団体代表を紹介し、門松会長があいさつした。
 ガラス研究の第一人者である工学博士の作花済夫氏が「ガラス産業界の市場性と将来」について簡単に講話。続いて「ガラス産業が元気がないと、研究者も出てこないので、一段と業界発展のため尽力願いたい」と乾杯発声の前に語った。

新空間演出の素材
中空ポリカ「ツインカーボ」〈旭硝子〉(2006 1/29)

ツインカーボスタンダード

 旭硝子(門松正宏社長)の中空ポリカーボネートシート「ツインカーボ」は内外装建材としてさまざまな使われ方をしている。断熱高耐候の標準的な商品「ツインカーボスタンダード」は、特殊技術で一体成形した中空構造シート。
「ツインカーボスタンダード」により剛性を持たせ、加重に対してたわみが少ない特徴を持つのが「ツインカーボタフネス」。斜めにX構造リブを追加することで、より優れた剛性と断熱性を生み出す。両面高耐候コーティングしてあり屋外使用も可能。

機能品意義高い
省エネ、防犯、防災〈関東セントラル会〉(2006 1/22)

 関東セントラル会(池田和夫会長)は1月13日、東京都文京区の椿山荘で新年互礼会を開催。セントラル硝子特約店取引先各社、関連団体代表ら約530人が出席した。池田会長は「われわれが扱う機能商品は社会的意義の高い商品。われわれ自身がもっと勉強して、消費者に提案していく必要がある」とあいさつ。来賓の中村セントラル硝子社長は「デフレ脱却も迫っているといわれる。いよいよいい時代になってくるのではないか」と希望に満ちた祝辞を述べた。

防犯部品普及に本腰 5団体、解説スライド作成
〈板硝子協会など〉(2005 10/23・30)

 住宅侵入窃盗が増大傾向にある中、防犯建物部品関連5団体(板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、日本サッシ協会、日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会)は、警察庁、国土交通省、経済産業省と官民合同会議を発足して防犯建物部品の開発と普及に取り組んでいる。官民合同会議が昨年4月1日に「防犯性能の高い建物部品の目録」を公表後1年以上経過したことから、5団体はこのほど「防犯建物部品16品目の普及スライド」を作成、業界、一般消費者向けにスライドを使ってセミナーを順次開催していく。

ガラスで安全・防災
取引先や一般も 参加型キャンペーン〈旭硝子〉(2005 10/23・30)

 旭硝子の板ガラスカンパニー日本事業部は、10月24日から安全・防災や地球温暖化防止に向けた「ガラスパワーキャンペーン」を開始した。同事業部従業員のほか、取引先企業、一般の人も参加できる。シンボルマークのバッジ・ワッペンの着用などで一体感を共有し、それぞれが自覚して積極的に実行する参加型のキャンペーン。

キャンペーンのシンボルマーク「明日のためにガラスができること

天然大理石超える白
結晶化ガラス内外装材〈日本電気硝子〉(2005 10/23・30)

 日本電気硝子(大津市、井筒雄三社長)は11月1日から、結晶化ガラス製内外装建材「ネオパリエアクシアBE─白(びはく)シリーズ」4種を発売する。粒状のガラスを加熱・融着させて板状に成形した「ネオパリエ」の製法をさらに発展させて純白度を高めた。深みのある外観を実現した高級建材。

住宅窓断熱化を提言 政府に板協など5団体
〈板硝子協会など〉(2005 10/9・16)

 板硝子協会、日本サッシ協会、プラスチックサッシ工業会、日本建材・住宅設備産業協会、全国複層硝子工業会の五団体は8月、「地球温暖化防止には住宅開口部の断熱化は不可欠」との提言書を経済産業省、国土交通省、環境省、経産省資源エネルギー庁、国民政治協会、自民党三役、経団連に提出した。2003年7月に次いで2回目。住宅の省エネ促進に有効とされるだけに、政府の対応が注目される。

国内ブラウン管から撤退
06年3月生産停止〈旭硝子〉(2005 10/9・16)

 旭硝子(門松正宏社長)は10月3日、国内のCRT(ブラウン管)ガラス生産から撤退すると発表した。2006年3月末までに高砂工場(兵庫県高砂市)のCRTガラスのパネル製造窯一基を停止する。顧客となるCRTメーカーが国内になくなり、需要減少が特に著しい大型品を生産している高砂工場のパネル製造窯を停止し、国内のCRTガラス生産から全面撤退することにした。今年末をめどに停止を予定していた同工場のファンネル製造窯は、停止時期を今年11月中に前倒しする。

ガラス防犯サイト
破壊実験映像を公開(2005 10/9・16)

 警察庁は10月5日から、警察庁のホームページに「ガラスの防犯性能について」というサイトを開設した。その中では7月29日に千葉県柏市にある科学警察研究所で実施されたガラス破壊実験の映像を公開しており、それぞれのガラスの防犯性能がはっきり分かるようになっている。

白金ナノ微粒子担持光触媒 量産技術を開発
抗菌など大幅に性能向上〈日本板硝子〉(2005 10/2)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は白金ナノ微粒子担持光触媒の量産技術の開発に、世界に先駆けて成功した。白金ナノ微粒子をナノの形のまま担持(粒子に付着した状態)させることで極めて優れた性能を発揮する。酸化チタンに、同社が製造した、最小で1ナノbの均一な大きさの白金ナノ微粒子を分散的に担持させることによって、光触媒性能である抗菌性、ガス分解特性などで、通常の光触媒に比べて2─数倍の活性(性能)が得られるという。

ソーダ電解事業から撤退
来年6月で中止〈セントラル硝子〉(2005 10/2)

 セントラル硝子は9月26日、ソーダ電解事業から撤退すると発表した。2006年6月末で、川崎工場のソーダ電解工程を停止し、カセイソーダ、次亜塩素酸ソーダ、塩酸、液化塩素、二塩化エタンなど塩素誘導品の生産と販売を中止する。同社は1963年に東亜燃料工業(現東燃ゼネラル石油)グループと合弁会社、セントラル化学(現セントラル硝子川崎工場)を設立しソーダ電解の生産を開始した。70年からは東亞合成化学工業(現東亞合成)との合弁で塩ビ製品を生産してきた。

防犯、住宅性能表示に
06年4月から運用開始(2005 10/2)

 国土交通省は9月14日、住宅性能表示制度の表示・評価方法の共通ルール「日本住宅性能表示基準」「評価方法基準」を改正した。評価項目に「防犯に関すること」を追加するなど性能表示事項の充実を図るのが目的。従来の断熱、耐震などの性能表示項目に「防犯」が加わったことで、新築住宅の防犯性能は一気に向上することになりそうだ。現在、住宅性能表示制度を採用しているのは住宅メーカー大手などで全体の14%、15万戸程度にとどまっているが、今後数年間で20万戸にまで普及するとみられる。運用開始は「防犯に関すること」は2006年4月1日、その他の事項は2005年9月14日。

建築合わせ 生産能力を倍増
11月から千葉工場で〈日本板硝子〉(2005 9/18・25)

 日本板硝子は、主に防犯ガラスに使われる建築用合わせガラスの生産能力を、現状の2倍に増強する。千葉工場内の加工ガラス製造子会社、NSG関東に設置中の新ライン(生産能力年間約70万平方b)が11月に本格稼働する。投資額は約13億円。これによって年間の生産能力は既存設備と合わせて140万平方bになる。

CSR取り組み強化
委員会設置 良好な信頼関係構築〈日本板硝子〉(2005 9/18・25)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は9月13日、企業の社会的責任(CSR)への取り組みを一層強化するため、8月に「CSR委員会」(藤本勝司委員長)を設立したと発表した。同社は今後、CSR活動の推進を通じて、グローバルな観点での社会との共存と企業価値の向上を目指していく。

穴あけ不要の丁番
ガラス・鏡扉に接着型〈グラスキューブ〉(2005 9/18・25)

特殊な加熱装置と接着フィルムでガラスに金属を接着する

 グラスキューブ(富山県高岡市、西英夫社長、0766・28・6000)はこのほど、ガラスの穴あけ加工を必要としない、接着型のガラス専用丁番「CS07ミロ」を発売した。開き角度は128度。オプションで「ソフトクローズ」取り付けにも対応する。表から金具が見えない丁番として、これからのガラス、鏡扉に最適な商品として注目される。

住宅「窓」提案を本格化 専門部署設け推進 
窓製品のブランド再編 新販売組織をスタート〈旭硝子〉
(2005 9/4)

「ビューライトFSW」

 旭硝子(門松正宏社長)は9月1日、板ガラスカンパニー日本事業部内に、住宅用窓の高機能化を担う新部署「ウインドウグループ」を発足。住宅用窓の提案を本格化していく。11月から窓の新商品「ビューライトFSW」のテスト販売を首都圏で開始し、2006年1月から全国発売する。併せて新商品と既存窓商品を体系化して販売していく。

出荷2.9%伸びる
板ガラス1─6月 合わせガラスは好調〈板硝子協会〉(2005 9/4)

 板硝子協会(門松正宏会長)は9月1日、2005年1─6月の板ガラス需給動向を発表。
 板ガラスの出荷は1550万8000換算箱、同2.9%増。合わせガラスの出荷は851万5000平方b、同11.0%増。強化ガラスの出荷は1864万9000平方b、同5.3%増だった。
 複層ガラスの出荷は697万6000平方b、同40.4%増。2005年1月から調査対象の見直しを行ったため、時系列補正係数で数値を補正すると出荷は7.6%増。

4─6月、増収減益
建築用ガラスは売上増加〈セントラル硝子〉(2005 8/28)

 セントラル硝子は8月18日、2005年4─6月の業績を発表。連結の売上高は480億3100万円、2004年同期比5.1%増。営業利益は45億2700万円、同5.8%減、経常利益は46億8800万円、同12.1%減、純利益は27億5500万円、同18.0%減だった。
 ガラス事業の売上高は286億3900万円、同0.5%減。営業利益は7億6400万円で前年同期より7億4400万円減少した。

3階建て住宅の耐震壁
2製品で 初めて構造体として使用〈日本電気硝子〉(2005 8/28)

 日本電気硝子は、これまでは独立した面として使われてきたガラスブロックを、初めて耐震壁として住宅の外壁全面に使用した。使用したのは「プレーン190角」と「イブキ190角」の2製品。「ガラスブロックを用いた耐震壁システム」で特許出願中。
 ガラスブロックで包まれた外壁は、建築基準法上は鉄骨造り。目地の中に埋め込んだ格子状の鋼製フラットバーが構造体で、その枠の中にガラスブロックを積み上げ耐震壁とした。

リビング・ダイニング外観

台風見舞金を追加 防犯合わせガラス「セキュレ」
「防災」提案の端緒に〈旭硝子〉(2005 8/21)

 旭硝子(東京都千代田区、門松正宏社長)は、防犯合わせガラス「セキュレ」に、業界初となる台風・竜巻などの風災に対するお見舞金制度を追加する。風災で「セキュレ」が割れた場合、見舞金1万円と割れ替え用の同製品を無償提供(工事費用は有償)するというもので、9月1日施工分からが対象。価格は据え置きとなる。

 

       左は飛来物によって破損した一枚ガラス。「セキュレ」(右)はガラスが破損しても
       飛散しにくい

環境先進国めざす
社会全体で取り組みを 小池環境相が講演(2005 8/21)

小池環境大臣

都市再生・環境フォーラム
 8月2、3日の両日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「都市再生・環境フォーラム」が開催された。その中で小池百合子環境大臣は「地球温暖化問題とまちづくり」と題した基調講演を行った。

「防災」「省エネ」「防犯」 05年度活動計画まとまる
〈機能ガラス普及推進協議会〉(2005 7/24・31)

 機能ガラス普及推進協議会は7月14日、東京都千代田区の東京商工会議所で2005年度の代表者会議を開催。@04年度の活動報告と収支報告A05年度の活動計画案と予算案B第8回板ガラスフォーラム結果報告と第9回開催計画などを審議した。2005年度の活動計画は「防災」「省エネ」「防犯」を3本の柱とし、PRターゲット層を踏まえた、それぞれに最適な普及推進活動を実施して市場の拡大を図る。特に組織的PR活動に重点を置く。

プレジデントに村上隆常務
〈日本板硝子硝子建材カンパニー〉(2005 7/24・31)

 日本板硝子は6月29日開催の株主総会と取締役会で取締役、監査役、執行役員を選任。併せてそれぞれの担当業務を変更した。硝子建材カンパニープレジデントには村上隆常務執行役員が就いた。

板ガラスリサイクルについて リサイクルシステムの構築を
第8回板ガラスフォーラム パネルディスカッション(2005 7/13)

 第8回板ガラスフォーラム2日目の6月17日、「板ガラスリサイクルについて」をテーマにパネルディスカッションが開催された。昨年の同フォーラムでリサイクルセミナーを開いた清家剛東京大学大学院助教授がコーディネーターを務め、板ガラスメーカー、卸、販売店、リサイクル業、建設業から5人のパネリストが参加。それぞれの立場から、板ガラスリサイクルという同じ方向に向かってどう取り組んでいくのかを語った。前半は、清家氏を含め自己紹介を兼ねてプレゼンテーションを行った。

リサイクルに業界結束
セミナーは「防災」「省エネ」〈板ガラス業界8団体〉(2005 6/26)

●第8回板ガラスフォーラム
 板ガラス業界8団体は6月16、17日の2日間、東京都港区のラディソン都ホテル東京で「第八回板ガラスフォーラム」を開催した。「今、ガラス業界でできること─地球のため・人類のため・日本のため」をテーマに613人が参加。17日にはガラスカレットリサイクルについてパネルディスカッションを開くなど、環境問題へのガラス業界全体の取り組みが大きく動き出した。「防災ガラス」の重要性を訴えるセミナーや、省エネ法改正について解説するセミナーも開いた。

40回記念の講演会 大阪会場 建築界へ貢献事業
セントラル硝子国際建築設計競技(2005 6/19)

 セントラル硝子は国際建築設計競技の40回開催を記念し福岡、大阪、東京で順次「記念講演会・討論会」を開催中。4月22日福岡会場に続き6月7日、大阪市天王寺区の都ホテル大阪で同競技審査委員の芦原太郎氏(芦原太郎建築事務所)隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)を講師に講演会を開いた。主催者を代表し硯川豊セントラル硝子常務執行役員は「この建築設計コンペは、企業色が薄れ、今では建築界での一つの文化的事業として継続されている。建築界に少しでも貢献できるよう裏方として支えていきたい」と述べた。

福岡県西方沖地震の窓ガラス破損
シール施工も割れ多い〈九州板硝子工事協同組合〉(2005 6/19)

 九州板硝子工事協同組合(久保忠一理事長)は5月18日、3月20日に発生した福岡県西方沖地震による窓ガラス破損調査をまとめた。この地震で福岡市中央区にある「福岡ビル」の窓ガラス約930枚のうち約360枚が割れて歩道に大量に散乱。調査の結果、必ずしも法令改正以前の建物の窓ガラスだけが落下したのではないことが分かった。

出荷は2.3%増加
複層生産・出荷とも好調〈板硝子協会〉(2005 6/19)

 板硝子協会は6月1日、2005年1─3月の板ガラスの生産、出荷動向を発表した。板ガラスの生産は1月は前年同月を上回ったものの、2月と3月が前年同月を下回ったため、1─3月は前年同期を下回った。出荷はいずれの月も前年同月を上回り1─3月も前年同期を上回った。合わせガラスは生産、出荷ともいずれの月も好調に推移し、1─3月も前年同期を上回った。強化ガラスも合わせガラス同様、生産、出荷とも好調で、前年同期を上回った。複層ガラスは生産、出荷とも好調だった。
 1─3月の板ガラスの生産は760万2000換算箱、前年同期比3.2%減、出荷は778万換算箱、同2.3%増だった。

太陽熱取り込み制御 省エネガラス開発へ
産業技術総合研究所と共同で〈日本板硝子〉(2005 6/5)

 日本板硝子(藤本勝司社長)は独立行政法人産業技術総合研究所(産総研、吉川弘之理事長)と太陽熱エネルギー自動制御ガラスの開発について共同研究契約を結んだ。気温によって自動的に太陽熱エネルギーの取り込みを制御し、夏には太陽熱が室内に入りにくく、冬には太陽熱が室内に入りやすくする省エネルギー型窓ガラスの開発に取り組む。

赤外線カット機能付加]
防犯ガラス2商品に〈セントラル硝子〉(2005 6/5)

 セントラル硝子は防犯ガラス「ハイレンド」シリーズ、「ラミレックスBG」シリーズに、赤外線をカットする「ハイレンドクール」「ラミレックスBGクール」を追加発売した。窓辺での肌がじりじり焼けるような不快感を和らげる。5月23日から受注を開始した。

自動車ドア用もIR遮断
可視光線透過率規制クリア〈旭硝子〉(2005 6/5)

 旭硝子(門松正宏社長)は5月18日、自動車ドア用の赤外線(IR)カット強化ガラス「サンベール」を開発、販売を開始したと発表した。フロントドアガラスに必要な可視光線透過率をクリアしながら、従来のドア用強化ガラスが持つ紫外線カット性能を維持し、日射によるじりじり感の原因となるIRを効果的にカットし、太陽熱の流入を制御する。同社が世界で初めて開発・商品化し、主にフロントガラスとして使用されている、電波透過型IRカット合わせガラス「クールベール」と組み合わせることで、より快適な車内空間を実現できる。

業種別 >>板ガラス・鏡窓フィルムサッシ・アルミ自動ドア建築金物自動車ガラス工具・副資材その他関連商品